香川照之の“暴走”に中継テロップのミスで生謝罪…江藤愛アナの受難

 月曜日から水曜日は「ひるおび」、木曜日と金曜日は「THE TIME,」と2つの帯番組を担当するTBSの江藤愛アナ。俳優・香川照之とのコンビで6月3日に放送された「THE TIME,」では、なにかとアクシデントに見舞われた。

「6時40分頃のお天気コーナーで、江藤アナは香川さんと一緒にTBS前のサカス広場から生中継。温度計を見ながらトークをしていたのですが、最初は23度。ところが22度に下がってしまったことから、香川さんが『江藤さん、原稿読んでてください。走ってきますから』と温度計を手に画面の奥へ走り去ってしまったんです。香川さんが元気に走り回ってなかなかカメラ前に戻ってこないことに、江藤アナは『まだかな』とうろたえながらもお天気の原稿を読み上げていました」(テレビ誌ライター)

 予想外の出来事は香川の“暴走行為”だけで終わらなかった。

 その後の列島中継のコーナーでは大分から「歩いていける絶景」を紹介。地元アナが全長90メートルのつり橋を歩いてリポートし、「大分からお届けする絶景はこちらです」とカメラの向きが変わると、そこには「東洋のナイアガラ」と称される原尻の滝が映し出された。周囲を畑などに囲まれ、「平地に突如、現れる滝として有名なんです」と紹介し、「およそ9万年前の阿蘇火山により発生した火砕流が冷え固まり、崩落して滝ができたと言われているんです」と滝ができた経緯を解説したのだが、画面には《約9年前の阿蘇大噴火によってできた滝》と表示されていた。

 この中継を受けて、香川照之が「不思議なところ、知らなかったです」と感想を述べて、「大分出身の江藤さん、知ってらっしゃいましたか?」と尋ねると、大分県日田市出身の江藤アナは「私、行った事ないんですけど、父親が行ったことがあって、『本当に駐車場から歩いて行ったらすぐにある』って言って、まさにこのとおりですよね」と中継を振り返った。
 
 中継では「およそ9万年前」とあったものの、テロップ上は「9年前」と表示されていたこともあって、SNSユーザーからは《9年前に噴火あったんだ…》《地元の江藤アナも行ってないわけだ》といった感想が寄せられていたのだが…。
 
 番組の終わりに江藤アナは「ここで訂正です。7時35分頃の列島中継の中で阿蘇噴火の画面の文字が9年前となっていましたが、正しくは9万年前でした。大変失礼いたしました」と生謝罪。これを受けてSNSでは《だよね!スッキリした》《9年前なら私たち生きていないよね》と、納得のリアクションが寄せられた。受難続きでも抜群の安定感で番組を進行させた江藤アナ。TBSエースの座は盤石のようだ。

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