俳優の香川照之が4月1日、金曜MCを務める情報番組「THE TIME,」(TBS系)に出演。2021年10月から初のMCに挑戦して半年を迎え、これまでつけていた自動車の「初心者マーク」をかたどったピンバッジを外した。
番組で香川は「番組進行など経験がなかった私がせめてもの言い訳として胸につけたこのバッジ。放送開始半年後ですが、普通は自動車の運転などでは1年の表示義務がありますが、私は今日これを外します」と宣言し、胸につけていたピンバッジを外した。
続けて「それには理由があります。私以上にこのバッジをつけるにふさわしい人物が明日、弊社TBSからデビューを果たすからです。明日4日2日夜10時、人生60年、番組進行など全く経験がなかった男、〝鎌倉殿〟がついにMCに挑戦致します。どうか、このバッジを引き継いでいただきたい。素晴らしいお守りとなることウケアイです」と説明した。
香川が〝鎌倉殿〟と表現した人物は、言うまでもなく放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK)で脚本を担当している脚本家の三谷幸喜氏のこと。4月2日から情報番組「情報7daysニュースキャスター」(同局系)で総合司会を担当する三谷にバッジをバトンタッチしたいというわけだ。
初心者マークを外した香川について、ネット上では「無事、外れてよかったです」「おめでとうございます!」と歓迎ムード。「三谷さんに引き継ぐのね」「三谷さんの初心者マーク、楽しみ」と、実際に引き継ぐのかわからないが、三谷氏の初心者マークを楽しみにしている声もあった。
「実は三谷氏、単発のバラエティ番組では司会の経験があります。10年12月に放送された『三谷幸喜のコトバのソムリエ』(日本テレビ系)で初の司会を務めました。名言の裏話を明かしていくなど言葉の魅力を紹介していく番組で、収録を終えた三谷氏は『死ぬかと思った!』と苦労した様子。また、『番組の見どころは、もう僕です! 僕を見ていただきたい、僕の頑張りを見ていただきたい!』と頑張った自分を猛アピールしていました。『情報7daysニュースキャスター』でも、〝死ぬほど頑張る〟三谷氏の司会ぶりを見られそうです」(テレビ誌ライター)
初心者だけにくれぐれも〝暴走〟にはご注意を。
(石田英明)