アマゾンの創業者兼CEOのジェフ・ベゾス氏が1月9日、ツイッターでマッケンジー夫人と離婚することを発表。その理由は明らかにしていないが、元テレビアナウンサーで既婚者のローレン・サンチェス女史との“W不貞”を原因とする現地報道もあり、純資産約1370億ドル(約14兆8000億円)を誇るベゾス氏は、半分の7兆4000億円を慰謝料として支払う見通しだという。
「ベゾス夫妻が結婚する前に財産分割についての契約書を交わしていれば話は別ですが、その契約がない場合、ベゾス氏の資産の半分がマッケンジー夫人に渡ることになる。以前、『一撃19億』と先物取引で儲けたことをツイートした日本の個人投資家がいましたが、マッケンジー夫人の場合は、離婚届にハンコ一撃で、7兆4000億円。これにより、世界一の女性富豪になるとも言われているんです」(経済誌ライター)
ベゾス氏が離婚をツイートした翌日の「アマゾン・ドット・コム」の株価は0.2%安で引けており、離婚劇が「アマゾン株に影響を与えている」と話す専門家もいる。
「ベゾス氏の資産の大半は約16%を所有するアマゾン株とされ、このままいけば8%がマッケンジー夫人のものとなって社外へ流出する可能性さえあるのです」(前出・経済誌ライター)
もし離婚理由が本当にベゾス氏とローレン女史の不貞だった場合、ローレン女史の夫から訴えられれば、そちらでも慰謝料が発生することが考えられる。今後もアマゾンの株価から目が離せない。