竹俣紅アナも立ち往生、栃木県の運転マナーに「止まれよ」のブーイング

 入社2年目となる4月から「めざまし8」の情報キャスターに抜擢されたフジテレビの竹俣紅アナ(23)。将棋の女流棋士という異色の経歴ながら、洗練されたルックスと安定したアナウンス力でファンを獲得。4月13日にネットメディア「ねとらぼ」が発表した「華があると思う女性アナウンサー フジテレビ編」では堂々の1位に輝いた。その竹俣アナのオーラをもってしても、ドライバーのマナー違反を止めることはできなかったようだ。

 4月14日、「めざまし8」が伝えたのは「信号がない横断歩道での一時停止率」。栃木県は2018年に「0.9%」でワースト1位。この実態を調査すべく、竹俣アナが栃木県に向かった。

 4月13日に宇都宮市で撮られた映像では、片側1車線の道路をひっきりなしに車が走行。横断歩道があるにもかかわらず、歩行者はなかなか道路を渡れない。竹俣アナは「歩行者2人が横断歩道を渡ろうとしますが、車は止まってくれません。1人は渡ることができず、座りこんでしまいました」とレポート。続いて、テレビスタッフが車道の横断に挑戦するも、なかなか渡れずに、その間3台の車が走り去っていった。

「満を持して栃木の横断歩道に挑戦したのが竹俣アナ。上は白いシャツで、下はピンクという女子アナらしい華やかな衣装。にもかかわらず、車はいっこうに停止せずにビュンビュンと竹俣アナの前を通りすぎていったのです。マスクをしているとはいえ、全国区の人気アナでも、栃木県の車を止められなかったことに衝撃を覚えました」(女子アナウォッチャー)

 横断歩道の前で立ち往生する竹俣アナ。「何台車を見送ったでしょうか。なかなか渡ることができません。私がここにいること見えていると思うのですが、ぜんぜん止まる様子がありませんね」とレポートする間、7台の車が目の前を走り抜けていった。

 その後も街頭インタビューで街の人に「止まらない理由」を尋ねた竹俣アナ。「せっかちなのかなと思います」「農家が多く気楽に突っ切ってしまう」といった声を届けた。

 番組によれば、その後、県をあげて啓蒙キャンペーンを実施。CMの効果もあって、2021年の最新の調査では「信号機がない横断歩道で一時停止した割合」が31%と、全国平均の30.6%を上回る結果になったという。竹俣アナはスタジオで「お互いに気持ちを考え合えば、きっと止まることができると思います」と述べて情報コーナーを締めくくったが、ネット上では《竹俣アナでも止まらなかった。ぜんぜん改善されてないやん》《夕方の「イット!」もあるのに栃木まで行ってたのか》《せっかく竹俣アナが来てるんだから車止まれよ》《栃木の運転マナー最悪やな》といったブーイングの声も…。人気アナが立ち往生する姿はファンにとってかなりの衝撃だったようだ。

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