「めざまし8」谷原章介と竹俣紅アナの“ヨタ話”を永島優美アナが強制終了

 フジテレビの永島優美アナウンサーが情報番組「めざまし8」(同局系)を3月末で卒業する。1月24日、複数のメディアが伝えた。

 永島アナは放送開始の2021年3月から俳優の谷原章介とともにメインキャスターを担当。朝にふさわしい笑顔とスムーズな進行で定評があり、しばしば問題発言で脱線する谷原を軌道修正する役割もこなしていた。

 谷原は「これまで永島さんが隣にいることが当たり前でした。その存在の大きさを改めて痛感しております」と感謝のコメントを発表。すると皮肉なことに、この日の放送でも永島アナの〝存在の大きさ〟を視聴者が実感することとなった。

 番組では、日本列島に到来する10年に1度の最強寒波を特集。北海道など全国各地の様子を伝えたあと、東京駅から同局の竹俣紅アナが生レポート。竹俣アナは道行く人が寒そうにしていることを伝える中、「お互いに手を重ね合わせて温め合うカップルの姿もありまして、寒い中ですが、ちょっと温かい気持ちになりました」と報告したときだった。

 谷原は「やっぱり、どなたかと手を温め合っている姿というのは、とても心温まる感じでしたか?」と寒波とは関係のない質問。竹俣アナは「はい、私も夕方の天気コーナーを担当していますが、ガチャピンに手を温めてもらうと、すごく心まで温まります」と上手く返したつもりだったのかもしれないが、話題はさらに脱線。すかさず永島アナがカットインし、「空の様子というのはどうでしょう。かなりどんよりと、厚い雲で雨は……」と話題を戻し、続けて「天達さん、雨はどういう状況にこれからなりそうですか」と質問相手を竹俣アナから気象防災キャスターの天達武史氏に切り替えた。

 視聴者の間からも「竹俣アナ、手を重ね合わせるカップルの話は余計」「谷原のセクハラ質問、どうにかならない?」「ガチャピンがいい迷惑」などの声が上がった。

「下手をすれば命の危険もある最強寒波の話題で、谷原の質問は不適切でした。竹俣アナもサラッと流して本題に戻るべきでしたが、横道に逸れた話を遮り、天気の話題に引き戻した永島アナはさすがの仕切り力。とはいえ永島アナ自身も、番組冒頭の挨拶で『めざまし8』を『めざましテレビ』と言い間違えるなど、これまで天然発言は数知れず。しかし、日頃迷言を連発する谷原に接しているうちに、自然とメインキャスターとしての自覚が芽生えてきたのでしょう。その永島アナが番組を去るとなると、後任もよほどしっかりしたアナウンサーでなれば、谷原の失言・迷言を軌道修正することは難しそうです」(テレビ誌ライター)

 永島アナの卒業後、「めざまし8」の進行はどうなることやら。

(石田英明)

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