フジ・竹俣紅アナ「みんなのKEIBA」MCに抜擢も素直に喜べないワケ

 フジテレビの竹俣紅アナウンサーが3月30日、情報キャスターを務める情報番組「めざまし8」に出演。同番組を卒業することを明かした。4月からは競馬情報番組「みんなのKEIBA」(同局系)で、番組メインキャスターに初挑戦する。“勝負師の顔”が見られるか、期待したいところだが……。

 番組で竹俣アナは「(競馬は)猛勉強中で寝る間を削って勉強しております」と明かし、元女流棋士らしく「(競馬は)ちょっと将棋の勝負と似ているところもあるので、カンを生かせたらと思います。生かせるか、わかりませんが」と笑顔で抱負を語った。

 竹俣アナは2012年、14歳の若さで将棋のプロ入り。「美人すぎる女流棋士」としても名を馳せた。活躍は将棋の世界にとどまらず、タレントとしても情報番組などに出演。早稲田大学在学中には写真集も発売し、21年4月、鳴り物入りでフジテレビに入社した。

 華やかな表舞台を歩いてきた竹俣アナ。初MCとなる「みんなのKEIBA」は、前任が「FNN Live News α」のメインキャスターに就任したばかりの同局・堤玲美アナだ。「みんなのKEIBA」で高評価を勝ち取り、堤アナに続き、花形である報道番組のMCの座を手に入れたいと野望を抱いたとしてもおかしくない。

「ただ、竹俣アナのモチベーションの低下が心配です。というのも、竹俣アナが卒業した『めざまし8』では、竹俣アナの同期の小室瑛莉子アナが永島優美アナの後任としてメインキャスターに大抜擢されました。竹俣アナも『みんなのKEIBA』のMCに起用されたのですから快挙ですが、やはり帯番組の『めざまし8』のMCと比べると、正直見劣りがします。自分が情報キャスターとして1年間頑張ってきた番組のメインに、入社3年目の同期が登用されるとなれば、竹俣アナの心中も穏やかではないでしょう」(テレビ誌ライター)

 同期対決で後れを取った感のある竹俣アナ。〝寝る間を削って勉強〟して、小室アナを追い越す日が来るのか、注目したい。

(石田英明)

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