4月9日から、フジテレビのスポーツニュース番組「S-PARK」のメインキャスターに、入社3年目の佐久間みなみアナが就任する。前任の同局・宮司愛海アナは同番組で経験を積み、昼のニュース番組「FNN Live News days」のキャスターに抜擢された。宮司アナは有力なエース候補と目されており、佐久間アナも続きたいところだ。
その佐久間アナのハイスペックぶりが群を抜いている。12歳から16歳まで米ペンシルベニア州で過ごした帰国子女。友人と遊びながら英語を学んだといい、ネイティブ並みの実力を誇る。ちなみにTOEICは945点をマークしたという。帰国後は上智大学に入学。在学中は「ミスソフィアコンテスト2018」でグランプリを受賞。芸能プロダクションの生島企画室に所属し、女子大生タレントとしても活動した。また、学業成績が極めて優秀な学部生に授与される「上智大学学業優秀賞」を2度受賞。コーラス団に所属した経験もあり、歌は上手でギターも弾ける。正真正銘の才色兼備の女子アナだ。
20年に入社後はニュース・情報番組を中心に、バラエティ番組も担当。着実に経験を積んでいき、「S-PARK」のメインキャスターの座を射止めた。宮司アナに追いつき追い越せという勢いだが、弱点もあった。
「スポーツの経験不足です。学生時代、スポーツはほとんどしておらず、小学校からずっと帰宅部だったとか。スポーツ経験があれば、アスリートへのインタビューなどでは深掘りできることもあります。佐久間アナも〝プレッシャーや不安は非常に大きい〟と語っていましたが、スポーツに明るくないことが影響しているのかもしれません。そんな佐久間アナは宮司アナから『知らないことは武器でもある』というアドバイスを受けたといいます。知らないからこそ見えること、伝えられることがあるのだと教えてくれたそうです。宮司アナの言葉が、佐久間アナの気持ちを楽にしたことは間違いありません」(テレビ誌ライター)
今後、ますます佐久間アナの活躍に期待したい。
(石田英明)