昨年10月、米ツアーから帰国後の自主隔離中にラウンドしていたことが発覚。3月31日開幕の国内ツアー「東建ホームメイトカップ」で処分後の復帰初戦を迎えた石川遼。結果は3オーバーの63位で予選落ちを喫したが、それ以上に話題となったのが彼のヘアースタイルだった。
肩に届くほどの長髪で、ゴルフファンからは「全然似合ってない」と評判はイマイチ。ネット上の反応も同様で、なかには「長州力の若いころみたいだ」といった内容のコメントも多数見かける。しかも、こうした投稿は最近に始まったことではない。
ちなみに彼が髪を伸ばすようになったのは10年ほど前。実は、12年10月にネット掲示板「2ちゃんねる」(※現・5ちゃんねる)に「石川遼くんが長州力化」というタイトルのスレッドが立ち、現在も複数のまとめサイトで確認することができる。
「15歳でツアー初優勝、18歳で史上最年少賞金王になった石川選手ですが当時は身体の線が細く、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長などから『もっと太ったほうがいい』とアドバイスを受けていました。成績にはなかなか結びついていませんが、レスラーみたいなムキムキの身体つきになったのは肉体改造の結果です。ただ、髪型はあくまで自分の意思。先輩やスポンサー関係者からは不評なんですけどね(苦笑)」(ゴルフ担当記者)
なお、本人は昨年9月、会見で記者から髪を伸ばし続けるワケを聞かれ、「全く自分でも何が何だか分からなくなってきてしまって…」と特にこれといった理由はない様子。ただし、「夏を乗り越えたら(髪を)結べるようになった」とも嬉しそうに語っており、彼自身はロン毛を気に入っているようだ。
とはいえ、ゴルフは紳士淑女のスポーツ。処分を受けた後に髪を切らなかったことに批判的な意見も多く、一部からは「清潔感に欠ける」との声も。肝心のゴルフも不振が続き、これから真価を問われることになりそうだ。