米国の“マスク義務解除”で思い出すブラマヨ吉田や高橋メアリージュンの疑問

 新型コロナウイルス対策として、すっかり日常に定着したマスクの着用。厚生労働省はワクチン接種による感染予防効果は100%ではないとして、マスク着用の継続を呼びかけている。

 そんな中、米国では全50州でマスク義務化が終了することを3月10日配信の「時事通信」が伝えた。記事によると、米ハワイ州のイゲ知事は3月8日、新型コロナウイルス対策で2020年4月に導入した屋内でのマスク着用義務について、今月25日をもって終了すると発表。これによって、全ての州でマスクの着用義務がなくなる。

 このニュースは日本にも衝撃を与え、3月10日のYahoo!リアルタイム検索でも「マスク義務」「マスク義務終了」といったワードが上位にランキング。「日本はまだか」「米国が羨ましい」という声も上がったが、そもそも日本ではマスクは義務化されていない。しかし、義務化されているとカン違いするほど習慣化した証拠でもあるだろう。

 マスク着用については、うんざりしている国民も少なくない。一部の芸能人からも不満や批判が飛び出していた。

「お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの吉田敬は21年8月25日更新のツイッターで、教室から1人でオンライン授業をしている小学校の先生がマスクをしていたことについて『何の意味もない』と一刀両断しました。モデルで女優の高橋メアリージュンは21年8月27日更新のインスタグラムで『あれ?マスクって強制だっけ?』と疑問を投げかけています。健康上の理由でマスクを着けられない人がいるにもかかわらず、それすら言えない空気になっていることに違和感を覚えると言及していました。吉田も高橋も〝マスク至上主義〟の日本は行き過ぎていると感じているようです」(芸能記者)

 日本でマスクを外しても堂々と歩けるのは、いつの日になることやら。

(石田英明)

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