Rマドリード契約更新の中井卓大は、あの名酒蔵の御曹司だった!

 現地では〝ピピ〟の愛称で親しまれているスペイン・リーガエスパニョーラの強豪、レアル・マドリードの下部組織に所属する中井卓大。2月24日、クラブから25年までの契約更新が発表された日本人MFは現在18歳。

 14年にわずか10歳で入団し、その後は着実にステップアップ。来シーズンからはトップチームの1つ下、「カスティージャ」と呼ばれる3部リーグに所属するBチームでのプレーが主戦場となる見通しだ。

 同じレアル・マドリードの保有選手で、現在はマジョルカにレンタル移籍中の久保建英よりも2歳若い中井は、次世代の日本代表の中核を担う逸材として期待されているが、そんな彼は実家もスゴい。滋賀の銘酒として日本酒好きの間では有名な「浪乃音」で知られる浪乃音酒造の御曹司なのだ。

「浪乃音は柔らかな飲み口で、すっきりした辛口ののど越しが特徴の大変飲みやすい日本酒です。酒蔵としての規模は大きくはないですけど、仕込みはとても丁寧。同酒造の大吟醸『金井泰一流』は、令和2酒造年度全国新酒鑑評会で金賞を受賞しています」(フードライター)

 創業は文化2年(1805年)と200年以上の歴史を持つ老舗。テレビや雑誌、ウェブでもたびたび取り上げられており、八代目蔵元の邸宅だった昭和初期の木造家屋を利用した完全予約制の料亭「余花朗」も関西の食通の間では人気があるという。

 ただし、酒蔵の公式ホームページでは、中井選手に関する情報は一切公開されていない。

「浪乃音酒造と関係のないサイトでは彼の実家として紹介されており、クラブとの契約上の問題、または本人や家族の意向のいずれかが考えられます。ここで彼の名前を出せば間違いなくPRになるのにそれをあえてしない。あくまで自分たちが仕込んだ日本酒で勝負しようとする姿勢には好感が持てます」(同)

 早ければ来季中にもトップチーム昇格のチャンスがある中井卓大。実家の銘酒にも負けない活躍をサッカーの本場スペインで見せて欲しいものだ。

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