キムタク主演、フジ開局記念作「教場」の連ドラ化が早くも噂されるワケ

 20年の新春に2夜連続放送されるフジテレビ開局60周年特別ドラマ「教場」の主演を、木村拓哉が務めることが発表された。同ドラマで木村は、冷酷な警官役を演じるという。

「『教場』は長岡弘樹氏原作の同名ベストセラー小説の映像化で、木村演じる主人公は警察学校の冷酷な教官役とのこと。また同作の演出は、『眠れる森』や『プライド』で木村とタッグを組んだ中江功氏、そして脚本は、大ヒットドラマ『踊る大捜査線』(いずれもフジテレビ系)シリーズを手掛けた君塚良一氏が執筆するということで、ドラマファンから大きな注目を集めています」(テレビ誌記者)

 今回、木村は脚本の完成前から実際の警察学校を訪れ、所作訓練にも積極的に参加するなど、丁寧な役作りに挑んでいるという。そんな中、早くも一部では、連ドラ化の噂も飛び交っているようだ。

「原作の『教場』は、警察学校の教官を軸にして、様々な生徒たちのエピソードを描いた連作短編。また続編の『教場2』も発売されており、ストックもあることから、一部では『連ドラ化も考えているのでは?』という噂も飛び交っているのです。とはいえ、仮に続編の企画があるとしても、まずはスペシャルドラマで高視聴率を獲得することが絶対条件でしょう」(前出・テレビ誌記者)

 今年3月に放送された東山紀之主演のフジ開局記念ドラマ「砂の器」は、視聴率11.1%と微妙な結果に終わっている。はたして木村は、本作をヒットに導くことができるだろうか。

エンタメ