渡辺直美「adidasコラボ」で見せた“アジア風メイク”に疑問の声

 お笑いタレントの渡辺直美(34)が、スポーツブランド「adidas」と、ビヨンセが手掛けるブランド「IVY PARK」のコラボレーションで行われる、バレンタインコレクションに参加することを自身のインスタグラムで報告した。バレンタインコレクションのモデルを務める様子の写真も同時に公開されたが、この際のメイクについてネット上では賛否の声があがっている。

 渡辺のインスタに投稿された写真では、赤いスパンコールのジャケットを羽織っており、ジャケットの下から覗くワインレッド色のインナーには「adidas」をイメージするピンクの3本ラインも見られる。ヘアスタイルは前髪を短く切りそろえ、ツインテールのように赤いエクステが垂れているのが印象的だ。奇抜なヘアに負けない大きなハートモチーフのカチューシャがバレンタインらしさを感じさせるショットだが、メイクは普段の渡辺のメイクよりも控えめな印象に感じる。

 普段の渡辺のアイメイクは発色の強いカラーのグラデーションと、存在感のある長いまつげで目の縦幅がかなり強調されているが、今回のコレクションでのメイクは肌なじみの良いピンクカラーをベースに、切れ長風に引かれたアイラインが普段より目をシャープに見せている。コンセプトに合わせたメイクなのだろうが、一部ではこれに違和感を覚えるという声も。
 
「渡辺といえば、ビヨンセのモノマネで一躍ブレイクした来歴がありますから、今回のコレクション参加には《ビヨンセのブランドからオファーが来るなんてすごい》《モノマネ芸人が、世界で活躍するモデルになるなんて夢があるな》と称賛のコメントが寄せられています。しかし、普段と違う印象のメイクには《いつものメイクのほうが可愛い》《アジア人っぽさを強調するためにメイクは控えめなの?》《ポップなメイクが直美の個性なのに、典型的なアジア人顔にされてて差別感じる…》《アメリカ人の抱く東洋人のイメージって感じのメイク》と疑問の声があがっています」(芸能誌ライター)
 
 自動車の「メルセデス・ベンツ」やファッションブランドの「ディオール」も、目の細い女性モデルを広告に起用したことが《アジア人を侮辱している》《アジア人のイメージがステレオタイプすぎる》と炎上騒動になったばかり。今回の渡辺の大抜擢に、同じような印象を抱く人もいたようだ。
 
(浜野ふみ)

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