競合ライバルへの当てつけ!? くら寿司の「すしカバー広告」が物議

 回転寿司チェーンくら寿司の「スシカバー」が導入10周年を迎えた。レーン上を回る寿司を、透明のドーム状のカバーが覆っている光景はもはやおなじみとなったが、この「スシカバー」に関するCMが《スシローをディスってる!?》とネット上で物議を呼んでいるのだ。

 現在放送中のテレビCMは、10周年を迎えた「スシカバー」の重要性をよりアピールする内容となっている。映像にはファミリーが寿司を楽しんでいる様子が描かれ、「空気中の菌からお寿司を守るために、抗菌スシカバーを導入して10年以上」「世界基準の安心がくら寿司に」と、ナレーションで衛生意識の高さをアピールしている。CMのラストには画面いっぱいに「スシカバー」の重要性をテキストで説いているのだが、ここで登場する“謎の四角形”が物議を醸しているのだという。

「CMのラストでは『日本以外の回転寿司ではスシ□カバーなしでは営業できません!』と抗菌スシカバーの重要性を大きく文字でアピールしているのですが、この『スシ□カバー』に違和感を覚える人が続出しているようです。『スシ』と『カバー』の間に、記号の四角が入っていて、競合チェーンである『スシロー』に見えてしまうとネット上で話題となりました。この画面はウェブ広告などにも採用されていて、広告のコメント欄には《あれ?“スシローカバーなし”に見えるぞ》《スシ□カバーの謎の□はなに!?》《絵文字が文字化けしちゃったんですか?》《スシローはカバーないって揶揄?》など、“□”の謎が気になるというコメントが多く寄せられました」(情報誌ライター)

 “文字化け説”や“スシローディスり説”など、憶測をよんでしまった謎の“□”だが、くら寿司本部の回答によると「『スシカバー』をよりわかりやすく表現したデザインであり、特に意図はございません」とのこと。ネット民たちの深読み考察ほど意味は無かったようだ。

 くら寿司では、スシカバーと一緒に撮影した写真に、ハッシュタグ「#NOカバーNO回転寿司」をつけてTwitterに投稿すると、お食事券2000円分が50名に当たるキャンペーンを実施中だ。この機会に是非くら寿司を楽しんでみては?

(浜野ふみ)

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