大坂なおみの大会棄権は休憩!? 関口宏の“迷言”に新・御意見番が名フォロー

 女子テニスの大坂なおみ選手が全豪オープンの前哨戦となる大会「メルボルン・サマーセット1」で準決勝に進出したものの、体調に不安を覚えて棄権。1月8日には自身のTwitterで「先週は多くの愛をありがとう。ゆっくり休み、また会いましょう」とコメントしていた。

 1月9日放送の情報番組「サンデーモーニング」でもこの話題を取り上げたところ、司会・関口宏の口から思わぬ“迷言”が飛び出し、新御意見番の上原浩治氏が咄嗟の判断で名フォローを見せたという。
 
 準々決勝で大坂選手がペトコビッチ選手にストレート勝ちを収めたシーンを紹介し、進行役の唐橋ユミアナウンサーが「腹部の負傷により準決勝を棄権することに。17日からは2連覇がかかる4大大会・全豪オープンが開幕。大舞台に向け、回復具合が注目されます」と状況説明すると、関口宏は「え?なんですか? 棄権ですか?」と尋ねると、唐橋アナは「大坂選手、腹部の負傷となっているんですけど、詳しいことはわからない状況ですね」と返答。

 すると関口宏は「ということは全豪にそなえて休憩に入ったとか、そういうことはあるのかな」と、まるで前哨戦の棄権が“仮病”とも取られかねないコメント。続けて「それはあり得ないかな」としたが、上原浩治氏が「休憩っていうか調整ですよね」とアスリート目線で訂正したのだった。

「大坂選手の棄権に関してはネット上でも賛否あったものの、本人が『負傷』を訴えるのであれば、仕方ないという意見が大半。しかし関口さんが言うように、“休憩”のために前哨戦を棄権したとなれば、準々決勝で敗れた選手にも大会にも失礼。そもそも出場しなければよかったという話ですから。今回の“休憩発言”で、咄嗟に『調整ですよね』とフォローした上原氏はこの週から新御意見番として生出演していますが、前任者の張本さんとは異なり、ひとつひとつの言葉を慎重に選んで発言するタイプ。『喝』や『あっぱれ』で番組を盛り上げるだけでなく、今後は関口さんのフォローも重要な仕事になってくるのでは…」(テレビ誌ライター)

 今回ばかりは上原氏のフォローに「あっぱれ」をあげたい。

(石川ともこ)

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