1回の収録で2升飲む「吉田類の酒場放浪記」に緊急事態ショック!

 イラストレーターで酒場詩人を名乗る吉田類の冠番組「吉田類の酒場放浪記」(BS-TBS)は酒好きにはたまらない飲兵衛番組だ。酒場で居合わせた常連客と盃を傾ける吉田さんの姿を見ているだけでも楽しくなり、ついつい酒が進む視聴者も多いのではないだろうか。

 番組では、ホロ酔いに見えることもある吉田さん。書き起こしサイト「ログミーBiz」によると、2016年1月に都内で行われた同番組のDVD発売記念イベントで、吉田さんは番組の裏事情を語っていた。番組収録は1日2店舗で、それぞれ2時間飲みっぱなしだとか。2軒ハシゴで日本酒に換算すると2升は飲んでいるというから、とてつもない酒量だ。

 でも、1日2軒は吉田さんにとっては序の口かも。18年6月配信の「プレジデントオンライン」で最多ハシゴ酒記録は14軒と告白。それだけに酒で失敗したことも多いそうだ。地下鉄の入り口でボーッとしていたら、カードや保険証、カメラ、パソコンなどが入ったカバンを盗まれてしまった経験もあるとか。ちなみに、日々痛飲しても健康診断ではどこも異常なし。肝臓の数値も問題ないという。

 酒での失敗も頭が痛いが、最近ではもっと大きな問題も出ている。

「新型コロナの感染拡大による影響です。緊急事態宣言下のエリアでは、居酒屋のロケは難しいと言わざるを得ません。番組では、苦肉の策として、キャンプ場での〝野外飲み〟や、吉田さんのアトリエでの〝お家呑み〟企画を放送することもあります。どちらも新鮮な企画ですが、少々物足りなく感じている視聴者も少なくないはずです」(テレビ誌ライター)

〝酒場という聖地へ 酒を求め、肴を求めさまよう…〟のが、やはり吉田さんの真骨頂だ。

(石田英明)

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