歌手のきゃりーぱみゅぱみゅが9月5日、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組「きゃりーぱみゅぱみゅ Chapter ♯0〜Touch Your Heart〜」(FM大阪)に出演。歌手生活を10年続けてきた中で苦悩したことについて明かしている。
ゲスト出演した歌手の青山テルマから「(デビューから)10年やってて一番葛藤したことって何ですか?」と聞かれたきゃりーは「ありがたいことに、フェスとかだとメインステージでさせてもらってることが今までずっとだったんですけど、ここ3年ぐらいで初めてサブステージに行ったりだとか、それよりもうちょっと小さい時もあった」と、歌手としての絶頂期が終わったことを肌で感じることが近年増えたことを説明。
また、若手の台頭に対しても焦りを感じているようだが、「自分の中では『やばいやばい!』『まずいまずい!』と思ったりするんですけど、楽屋とかで『やっべぇ!』みたいにやってたら、みんなが『大丈夫か!?』みたいになっちゃうから言えなくて」「落ちてった時に悩み事を誰にも言えないというか、リーダーは飄々としてなきゃいけないんじゃないかと思っちゃって…」と、弱さを周囲に見せないように振る舞っていたことを明かしている。
そのため、自身が出演していない歌番組を見ないようにしていた時期もあったそうだが、周囲から「弱音をちゃんと吐いてくれた方がリーダーに付いてくるよ」と言われたことがきっかけとなり、最近になって周りに弱音を吐けるようになったと笑顔で語っていた。
ただ、このきゃりーの発言がネットニュースで取り上げられると、それを知った一部の人々からは「きゃりーは自分のことを大きく見せたがるとこあるよね」「そんな変なプライド持ってたらやっていけんぞ」「写真加工もいい加減にやめようや」などといった声が上がっており、きゃりーが見栄っ張りな性格であることは薄々気付いているという人もいるようだ。
「きゃりーといえば、インスタグラムに自身の写真を投稿する際、脚が長く見えるようにしたり、細身にしたりと写真加工がとにかくえげつないことで有名ですから、周囲によく見られたい願望が強いことはなんとなく分かります。
また、16年に放送されたバラエティ番組『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演した時には『グラビアはやらないでしょ?』と質問されると、『グラビアはやらない…やったことないです』と返答。ただ、きゃりーはジュニアアイドルとして活動していた経歴もあり、スクール水着の写真もネットに出回っていたことから、ネット上では経歴詐称を指摘する声も見られていました。それだけジュニアアイドル時代をなしにしたいということでしょうが、こういったところからも自分を良く見せたい性格であることが伝わってきます」(エンタメ誌ライター)
ありのままの自分をさらけ出して活動した方が世間のウケはもちろん、気持ちの面でもリラックスして仕事ができそうだが…。
(本多ヒロシ)