やはり他のYouTuberとはレベルが違う!?
人気YouTuberのHIKAKINが8月24日に自身のYouTubeチャンネルを更新。アップした動画内で新型コロナウイルスの医療支援として1000万円を寄付した。
チャンネル登録者数が1000万人目前のHIKAKINは、1000万人突破記念として予算1000万円規模の大型企画を行うことを予定していたが、この日の動画では「盛大に祝うことをやめました」と報告。
その理由については「今のこのコロナの状況を見た時に、1000万円を1本の動画の企画に使うより、もっとほかにできることがあるんじゃないかなと思いました」と説明。
そして、使う予定であった1000万円については「今、日本は、ほぼ医療崩壊を起こしています。連日テレビでも取り上げられていますが、コロナで入院したくてもなかなかできないという人が大勢出てきてしまっている状況です。そんな状況を見て、あらためて自分なりに考えた結果、この1000万円は全額、コロナの医療支援に募金することに決めました」と、新型コロナウイルスの医療支援として寄付することを発表。その場で1000万円をオンラインで振り込む様子も公開している。
当然、この動画に対しての世間の反応は「HIKAKIN、聖人過ぎるだろ」「親御さんたちが子供に安心して見せられる番組ですね」「HIKAKINしか勝たん」「飲み会でアホ騒ぎしてたYouTuberたちとは格が違うな」など、称賛の嵐だ。
「最近では緊急事態宣言下にも関わらず、『しばなんチャンネル』のあやなんの誕生日パーティーが開催され、31名もの有名YouTuberたちが深夜3時までカラオケや飲み会を楽しんでいたことが6月に発覚。さらに雨上がり決死隊の宮迫博之が闇営業騒動以降、YouTuberに転向したものの、結果的にその行動が裏目に出てしまい、コンビ解散に繋がっていたりと、世間的にYouTuberのイメージが悪くなってきていましたが、今回のHIKAKINの社会貢献でYouTuberのマイナスイメージもある程度は払拭されたはず。流行りのYouTuberといえば、素人の若者がワケも分からないまま人気が出て調子に乗ってしまうといったパターンを何となく思い浮かべるものですが、HIKAKINの場合はYouTuberとしてブレイクする前に都内のスーパーに就職し、4年間の社会人経験も経ていますから、それなりに社会の常識やマナーは身についているのでしょう」(エンタメ誌ライター)
もちろん、YouTuberのイメージだけでなく、HIKAKINの株も爆上がりだ。
「実際、この動画の撮影中は、チャンネル登録者数が975万人だったものの、今回の動画がアップされ、1000万円を医療寄付したことが明らかになると、わずか3日で登録者数が984万人に増加。ヒカキンは10周年の夏と題し、8月1日からより力を入れた本気の動画10本をアップして、約20日間で20万人もチャンネル登録者数を増やしていますが、今回は3日で9万人も増やしていますから、企画力だけでなく、人柄も伴ったYouTuberであることを証明しましたね」(前出・エンタメ誌ライター)
宮迫もYouTuber1本で食っていくのであれば、ヒカキンの言動を見習って頑張って欲しいところだ。
(権田力也)