HIKAKIN登録者数1000万人の快挙達成も、祝福企画が一部で批判されたワケ

 YouTuberのヒカキンが9月10日に登録者数1000万人を突破し、ネット上が祝福の声で盛り上がる中、一部では達成後の演出に批判的な意見があがっているようだ。

 本来なら9月11日に、登録者数1000万人突破の瞬間をYouTube Liveにて生配信する予定だったが、予想以上に登録者数が伸びたため、急遽前倒しで生配信が行われた。予定では996万人からカウントダウンをし、登録者数が1万人増加するごとに「ハンドスピナーを回しながら歌う」「激辛ペヤングにデスソースをかけて食べる」などの過去にバズった動画の企画を行うつもりだったが、放送開始時点で998万人を超えていたため、それらの“試練”が行われることはなかった。

 配信では、放送開始後に達成された999万人達成の試練「バケツ一杯のスライムを作り、頭からかぶる」を実行し、ピンク色のスライムにまみれながらチャンネル登録を煽ること数分、速攻で1000万人の大台を達成した。祝福のコメントや高額スパチャ(投げ銭機能)が飛び交う中、ヒカキンは涙ながらに視聴者への感謝を述べた。お祝いムードの中、1000万人達成の“試練”を行ったが、この試練に一部から批判の声があがってしまったのだ。

「1000万人達成の試練は、YouTuberの企画としてメジャーな『メントスコーラ』でした。それも、2リットルサイズのボトルをずらっと10本テーブルに並べて、一気に20リットル分のメントスコーラをやるというド派手な演出に。1000万人達成の快挙を『メントスコーラ』で華々しく祝ったヒカキンに、ファンからは《YouTuberらしくて最高》《スライムまみれでコーラを浴びるヒカキンさんを見て涙が出るほど感動した》《これだけ大物なのにスライムとメントスコーラをやってくれるところに、YouTuberとしての誇りを感じた》と、まさに“YouTubeらしい”企画をトリに選んだことに称賛の声があがっています。しかし、一部のライトなユーザーからは《感動したけど、メントスコーラはいらなかった。もったいなさすぎる》《ヒカキンはこういうことしないイメージだった》《コーラ無駄にしすぎて炎上しそう》などネガティブな反応も見受けられます。『メントスコーラ』は、以前より賛否分かれる企画ではありましたが、興味本位で今回の配信を視聴した、普段あまりYouTubeを観ない層には不快に捉えられてしまったようです」(メディアライター)

 視聴者から寄せられた多額の投げ銭は、「新型コロナウイルス医療崩壊を防ぐための支援」に全額寄付される。「メントスコーラ」の是非はさておき、ヒカキンの快挙を祝福し、さらなる活躍を期待したい。

 (浜野ふみ)

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