HIKAKIN、不審者乱入でエンタメ界に警鐘も「受付ナシ」で入れるユルユル警備のスタジオが…

 人気ユーチューバーのHIKAKINが8月15日深夜、YouTubeチャンネルで、不審者乱入騒動について語った。

 14日に東京・国立代々木競技場の第一体育館で行われたゲームのイベントで、日傘を持った男がステージに突如上がり、HIKAKINの首に手を回してからんでトークするなど、危険な騒動が起きた。

 HIKAKINは配信で心身ともに無事と報告しつつ、「ゲームの結果とか順位とかに集中してモニターを見ていたら、気づいたらもうここに(男が)いた」と、すぐ真横に来て気づいたと明かした。警備体制については「甘いと言われたら仕方ないかもしれませんが、徹底してやっていて、誰も分からない、まさかのところから入られてしまった。僕もゾッとしたけど、良いことではないと思うけど、これをきっかけに今後こういう物騒な事件がどこかで起きてしまわないように、皆さんや僕みたいにエンタメに携わる者がより気をつけるきっかけになって、被害者が減ったらいいなと思います」と指摘。〝被害者〟のHIKAKINが見ても、主催者側からすれば「まさか」の侵入口から乱入された騒動だったとフォローした。

 ただ、7月には安倍晋三元首相が銃殺される前代未聞の事件が起きたばかり。それから1カ月ほどで不審者乱入騒動が起きたことに波紋は広がるばかりだ。

 実際、タレントが出入りする仕事現場では今も、警備が緩いところがある。

「東京都内のある収録スタジオでは安倍元首相の事件後も、受付をせずに一般人でも入れてしまうところがあります。昔から警備がゆるゆるで有名。警備員は受付付近や駐車場付近に配置されているんですが、出入りする人をチェックする様子はない。受付スタッフも来訪者を一人ひとり受付して入館させることもない。そもそも入館パスで入る入館ゲートも設置されていないんです。いつ事件が起きてもおかしくはない。近年は物騒な事件が頻発しているから入館ゲートを設置するなど警備体制を厳重にしたほうがいいと思うんですが、費用の問題なのか導入される雰囲気はありません」(この収録スタジオに出入りする芸能事務所関係者)

 著名人が襲撃される事件が起きなければいいが…。

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