総裁選出馬!高市早苗が書いていた「オトコ遍歴」告白本(1)「ねえ、私のコト愛してる?」

 目前の自民党総裁選に、突如、立候補を表明した高市早苗議員。台風の目として注目を集める中、本誌が「身体検査」をすると、トンでもないエッセイ本を発表していたことが発覚した。肉食系女子として「オトコ爆食い」を豪語する、恋多き半生の大胆中身を検証しようではないか。

「まったくのノーマーク。出馬表明した時はしばらく話題一色になるほど青天のヘキレキでした」(政治部記者)

 サプライズ発表をぶち上げ、永田町で渦中の人物になっているのは、当選8回の経歴を持つ自民党の高市早苗元総務相(60)である。

 8月10日発売の月刊誌「文藝春秋」9月号で任期満了に伴う自民党総裁選に触れ、

〈私自身も総裁選に出馬することを決断した〉

 と、高らかに宣言したのだ。これにより「菅おろし」の候補に加わったが、決断までの舞台裏では安倍晋三前総理(66)とのこんな〝密談〟があったという。

「93年初当選の同期で仲がいいこともあり、高市氏は安倍前総理を高く評価。次の総裁選に出るよう何度もプッシュしていたんです。ただ安倍前総理は『辞めたばかりですぐは無理』と頑なに拒否。それで『じゃあ、私が出る!』という流れになりました。それからは月刊誌で出馬表明するため、総理になった時にどんな国を目指すのか、用意周到に持論を準備したのです」(自民党関係者)

 9月19日に「美しく、強く、成長する国へ。─私の『日本経済強靱化計画』─」(ワック)の緊急出版も決定し、高市氏は日本初の女性総理に向けてやる気を漲らせている。もちろん政策集の中身は気になるが、その前に、本誌は国民が知っておきたい「幻」の著書を発掘した。高市氏の初めての自伝的エッセイ「30歳のバースディ─その朝、おんなの何かが変わる」(大和出版)である。

 92年、参院選に初出馬し、落選する直前に出版されたもので、学生時代から政界を目指すまでの出来事と恋愛事情がこれでもかと赤裸々に綴られている。

 高市氏の公式サイトにある「著書・共著・編著」欄ではなぜか紹介されていないエッセイ。その中身は、プロローグから〝高市節〟が全開だ。

〈「ねえ、ねえ、私のコト愛してる?」

 女性って結構、このコトバが好きだよね? 私自身も、恋人ができて一カ月も経つと、電話の度に、デートの度に、自分でもちょっぴりシツコイかナ? と思いつつ、つい口に出しちゃってる〉

 恋愛についての乙女チックな気持ちをツラツラと語り、

〈この本には恋の話をいっぱい書くことにした〉

 と、宣言。恋多き女の甘酸っぱいオトコの履歴書が次々と明かされていくことに─。

*「週刊アサヒ芸能」9月2日号より。(2)につづく

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