「事実なら神すぎる」麻生太郎氏が「閑職」党最高顧問を受諾した“唯一の条件”に称賛の声が上がる理由

 石破政権で麻生太郎氏が「ほぼ閑職」の「自民党最高顧問」の就任を了承したことが話題になっている。

 麻生氏は、総裁選で高市早苗氏の支持に回った経緯があり、石破茂総理とは反目する立場にある。麻生氏がこれまで就いていた党副総裁は執行部の役職として位置づけられているが、最高顧問は聞こえこそいいものの、執行部に対して発言権のない、かぎりなく「閑職」に近い立場。麻生氏にしてみれば、決して面白い話ではないだろう。

 そんな中、内閣総理大臣補佐官の長島昭久氏による以下のXへのポストが大きな注目を集めている。

「断言します。石破総理は女系継承を容認しません。今上陛下から皇嗣殿下を経て悠仁親王殿下に至る皇位継承順位は守ると公に明言してますし、麻生元総理が党の最高顧問を受諾する際の唯一の条件も、『男系継承の堅持』だったと側聞しております」

 長島氏によれば、麻生氏は「皇室の安寧を守る」ことを石破氏に約束させる代わりに、最高顧問を引き受けたというわけだ。

「実際、石破氏はこれまで女系天皇の検討を匂わせるような発言を繰り返しています。皇室典範では皇位継承を男性に限っていますが、皇族数の減少など課題が山積しているのは周知の通り。それだけにSNS上では、今回の麻生氏の『駆け引き』が高く評価されており、《事実なら麻生さん神すぎ》《男系天皇皇位継承を死守したのか。麻生さんマジでかっけーよ》など、大きな反響を呼んでいますね」(社会部記者)

 そんな麻生氏は、高市氏に対し「短命で終わる政権もある。準備をしておけ」と語ったとも報道された。石破政権の今後もさることながら、水面下で行われる「最高顧問・麻生VS総裁・石破」のバトルも注目されるのである。

(ケン高田)

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