10月スタート新作「ドクターX」が”顔芸“合戦になりそうな予感

 女優の米倉涼子が主演するドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」(テレビ朝日系)の第7シリーズに狂言師の野村萬斎が出演することがわかった。同ドラマの公式サイトが8月24日、伝えた。

 同作は、米倉演じるフリーランスの天才外科医・大門未知子が病院の巨大権力に媚びることなく、圧倒的な腕で患者の命を救う医療ドラマ。「私、失敗しないので」の決めゼリフは流行語にもなった。

 2年ぶりとなる第7シリーズで野村が演じるのは、元外科医で院長代理も兼任する内科部長。大門未知子の〝最強の敵〟という宣伝文句からも2人の対立がドラマの見どころの1つになりそうだ。

 その野村といえば、〝顔芸〟が持ち味の1つ。2019年公開の主演映画「七つの会議」では、共演した俳優の香川照之らと見事な顔芸を披露。映画レビューでは野村らの「顔芸がすごすぎる」というコメントもあったほどだ。

「『ドクターX』でも、野村の顔芸は目玉の1つになりそうです。実は2016年10月の『WEBザテレビジョン』のインタビューで、米倉は同作での顔芸について語っていました。〝大名行列〟と称される俳優・西田敏行演じる蛭間院長が大勢の医師を引き連れ、病院内を練り歩く回診シーンが有名ですが、米倉は『向かってくる感じの醸し出し方が皆さん一人一人強烈でした。私は皆さんに〝顔芸がすごいね(笑)〟』と言っていることを告白。このことからも、出演者は個性を打ち出そうと顔芸を意識していることは間違いありません。野村が新たに加わることで、顔芸もエスカレートする可能性が大。野村と西田、野村と米倉の顔芸合戦が実現すれば、新たな名シーンが誕生しそうです」(テレビ誌ライター)

 顔芸も失敗しないに違いない。

(石田英明)

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