仮想通貨・ビットコインの高騰がとまらない。2020年12月に200万円台後半まで上昇。今年2月には500万円を突破し、3月には一時670万円台を付け、過去最高値を記録した(3月31日現在)。かつて〝ビットコイン長者〟と呼ばれた芸能人たちは笑いがとまらないのではないだろうか。
仮想通貨の〝広告棟〟として知られているのが、お笑い芸人のたむらけんじだ。18年1月放送の「ワイドナショー 」(フジテレビ系)でダウンタウンの松本人志は、たむらがお笑い芸人に仮想通貨を勧めていたことを明かした。芸人仲間に仮想通貨を勧めるほど、たむら本人も利益を出しているに違いない。
18年3月放送の「エゴサーチTV」(AbemaTV)にたむらが出演したときのこと。仮想通貨の含み益(決済していない未確定の利益)が一時、3500万円あることを明かした。その含み益にはビットコインも含まれていた可能性は大だ。
たむらは仮想通貨専用のツイッター「仮想通貨たむら」の19年5月12日の更新で「ビットコイン80万越えてる!!何があったんや!これだけは言える!間違いなくトレンド転換はしてる!さぁ!来るぞー!」と興奮気味にツイート。かなりのビットコインを所有していると見ていいだろう。
お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇は、16年3月放送のラジオ番組「オレたちゴチャ・まぜっ!~集まれヤンヤン~」(MBSラジオ)に出演。1ビットコインが5万円だったときに100万円分購入したことを明かした。つまり吉村は20ビットコインを持っていたことになる。仮に1ビット600万円で計算すると、20ビット×600万円=1億2000万円。今も保持していれば、余裕で億万長者だ。
「現在のビットコインは破竹の勢いが続き、一部では1ビットコインが1000万円に到達するのも遠くないとも予想されています。一方、バブルの色合いが強く暴落するとの見方もあります。こわいのはバブルが崩壊して下落しても再び上昇すると見て、持ち続けること。暗号資産は乱高下しやすく予想も難しいので、たむらも吉村も今、この先の展開をじっくり読んでいることでしょう」(週刊誌記者)
ビットコインを所有していない人から見れば、羨ましい話だ。
(石田英明)