引退後はビジネスでコラボも!? 本田圭佑と格闘家・朝倉未来の意外な共通点

 かつて“路上の伝説”と謳われ、現在はRIZINを主戦場に活躍するプロ総合格闘家の朝倉未来(28)。弟の朝倉海(27)と並び、実力と人気を兼ね備えた日本のトップファイターのひとりだが、最近は本業の格闘技以外でも多方面で活動している。そのため、ネット上などでは彼について「HONDA化が進んでる」などサッカー元日本代表の本田圭佑(34)に似ているといった声も囁かれている。

 実際、どちらもYouTuberとしての顔を持ち、特に朝倉未来の2つのチャンネルの登録者数の合計はなんと207.7万人(※2月末現在)。これは動画配信者として大成功を収めている雨上がり決死隊・宮迫博之やとんねるず・石橋貴明の2人を上回る、国内でもトップクラスのYouTuberだ。

 さらに将来のJリーグ入りを目指すサッカークラブ「Edo All United」の発起人である本田に対し、朝倉は先日立ち上げたばかりの新格闘技イベント「BREAKING DOWN」のスペシャルアドバイザーを務める。ほかにもブランドのプロデュースをはじめ、実業家の面を持つなど共通する部分は多い。

「トップアスリートには自分の競技だけをひたすら追求する求道者型、競技以外にも並行して幅広い活動を行うマルチ型がいますが、2人とも後者。しかも、どちらも本業以外でも実績を残しており、非常にインテリジェンスのある人物という点で似ています」

 そう分析するのはスポーツジャーナリスト。今のところ、2人の番組共演や対談などは行われていないが、本田圭佑がCEOを務める企業が運営に参画するプレミアム音声サービス「NowVoice」に朝倉未来も参加。その際、本田は自身のTwitterで《”朝倉未来節炸裂”。見習います》というメッセージを投稿している。

「未来選手はかねてより『30歳で格闘技を引退する』と宣言しており、すでにサッカー選手としてはキャリアの晩年を迎えつつある本田選手もいまだ所属先が決まらず、引退までそう遠くないとの見方もあります。互いのYouTubeチャンネルでの共演はもちろん、ともに引退後はビジネスでコラボなんて展開も十分ありそうです」(前出・ジャーナリスト)

 格闘技とサッカーでフィールドは違うが互いにカリスマとしての存在感を放ち、本業以外でも活躍するマルチな才能を見せる両者。そんな2人がコラボすれば、スポーツ界の枠を大きく超えたものになるに違いない。きっと見てみたいというファンも多いはずだ。

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