小出恵介のドラマ配信再開で見えた、ピエール瀧の活動再開は来年秋か?

 薬物関連の事件で逮捕・起訴されたピエール瀧は、いつ芸能界に復帰できるのか。その時期を予感させる発表が4月17日に行われたという。

 同日に開かれたNHKの定例会見にて木田幸紀放送総局長は、小出恵介の出演ドラマ「吉原裏同心」が前週からNHKオンデマンドにて配信を再開したと言及。その理由については「刑事処分なども終わり、事件そのものが終息している」と語り、2年という時間の経過を踏まえての判断になったと説明した。

 小出は17年6月に17歳女子との不適切な関係がスクープされ、9月には大阪府青少年健全育成条例違反の疑いにより書類送検。12月に不起訴処分となっていた。このように実際には丸2年も経っていないことから、芸能関係者のなかには「思ったよりも早かった」との声もあるという。

「当初は不起訴処分になった時点で配信を再開するとの観測もありましたが、翌年になっても作品配信が凍結されたままだったので、このまま永久にお蔵入りと心配する声もあったほど。今回の配信再開に際してNHKでは、平成の事件は平成のうちに終わらせたかったのかもしれません。ともあれ今回の件で、NHK側が“2年”という年月をひとつの目安に考えていることが見えたと言えそうです」(週刊誌記者)

 その小出に加えて過去の例も考慮に入れ、瀧被告が芸能活動を再開する時期について、こんな予想が聞かれるようだ。

「瀧被告に似た件では、99年8月に薬物事件で逮捕された槇原敬之のケースが挙げられます。槇原には12月に懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決が下り、翌年11月には10thアルバムをリリースして音楽活動に復帰。逮捕から活動再開まで1年3カ月となっています。そして小出の場合は書類送検から配信再開まで1年7カ月ですから、おおよそ1年半がひとつの目安となりそうです。そうなると3月に逮捕された瀧被告の場合、来年の9月ごろに活動を再開しても不思議ではありません。ただ来年は東京五輪・パラリンピックが7月24日〜9月6日に開催されることから、この時期は外してくるはず。そのためピエール瀧の復帰は来年秋という可能性が高そうです」(前出・週刊誌記者)

 果たしてピエール瀧のステージや演技を来年秋に観ることができるのか。来年は多くのファンが落ち着かない夏を過ごすことになりそうだ。

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