ダルビッシュ有の330日ぶりの勝利を支えた世界的バトルゲーム

 米メジャーリーグのシカゴ・カブス所属のダルビッシュ有が、ツイッターで一風変わったストレス発散法を明かしている。

 4月15日のツイートでダルビッシュは体調不良の原因を自己分析。なんでも、彼にとってトレーニングそのものがストレス解消になるという。

 体をおかしくしたことでトレーニングができなくなり、できないことでストレスが溜まり体調が悪くなるという悪循環にはまっていたとか。そこからどうやって抜け出したのか。ダルビッシュは《ちなみに自分はFortniteを始めたあたりから体調が良くなっていきました笑》と明かしている。

 ダルビッシュの言う「Fortnite」とは人気のゲーム。日本でも「フォートナイト」の名でリリースされている。

「フォートナイトは今世界的に人気になっているゲームです。多数のプレイヤーが撃ち合い、最後まで生き残ることを目的とした『バトルロイヤル』モードを搭載しています。同様のゲームに『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』があります」(ゲームライター)

 ダルビッシュは以前からフォートナイトにハマっていることを明かしているが、まさかこれがストレス発散になっていたとは驚きだ。野球界のスーパースターといえども、我々の感性とさほど変わらないのかもしれない。

 また、ダルビッシュには「野球だけでなくゲームの腕前もすごいのではないか」という噂が蔓延し始めている。一般人からフォートナイトについてアドバイスを求められたダルビッシュは《誰も来ないところに降りてアサルト、ショットガン、ミニガン、グライダー、回復があれば自分みたいなレベルでも結構勝てます笑 キルは稼げませんが》と、とても素人とは思えない、まるでゲーマーのような答えを返したからだ。

「基本的ではありますが、的確なアドバイスです。ダルビッシュさんはなぜこんな答えを返せるのか(笑)。かなりやり込んでいることは間違いありません。さらに言うと、バトルロイヤルゲームはプレイヤーと対戦するゲームで、コンピューターキャラと戦うのとはまるで違います。人間相手なので勝つのは難しい。通常は負けが込んでかえってストレスを溜めるものなんですよ。発散できるということは勝っているということなので、かなりの腕前であると推測できます」(ゲームライター)

 現地時間4月15日のマーリンズ戦で勝利投手になり、330日ぶりに勝ち星をつかんだダルビッシュ有。その裏にフォートナイトがあったと言ったら言いすぎか。

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