19年11月、法律違反の薬物所持により逮捕された沢尻エリカ。裁判では懲役1年6カ月、執行猶予3年が言い渡されたが、来年2月には執行猶予が明ける予定だ。
芸能界では薬物など逮捕を伴う不祥事を起こした場合、引退などを除けば執行猶予期間を終えた後に復帰するケースが多かった。そして沢尻にも、そのタイミングで女優として復帰するのではないかとの噂が業界で飛び交っている。
「逮捕後は事実上の引退なんて報じられましたが所属事務所を契約解除になっていませんし、会社のサイトには彼女のプロフィールが現在も掲載されています。降板したNHK大河ドラマなどの巨額の違約金を事務所に肩代わりしているため辞められない状況かもしれませんが、女優業を続ける意思の表れとも判断できます」（スポーツ紙芸能担当）
ちなみに19年3月に薬物所持で逮捕されたピエール瀧は、判決内容も沢尻と同じだったが執行猶予中に異例ながらも芸能活動を再開。21年に配信されたネットドラマ「全裸監督2」（Netflix）に主要キャストの1人として出演している。
「『全裸監督2』には当時、沢尻の出演も噂され、配信前に一部のメディアで報じられています。結局、ガセネタだったのか立ち消えになったのかは不明ですが、じつは同シリーズの『3』に艶系女優役で起用されるのではないかという情報がまた流れています。あれだけの演技力と実績があってもテレビ局は全局NGなら、十分ありうる話だと思いますね」（同）
仮に復帰となっても、活動の場はネットドラマや大手配給会社以外の映画などに限られてくる。ただし、役者としての評価は非常に高く、すでに復帰後を見据えたオファーが届いているのはほぼ間違いないという。
「全裸監督でなくてもNetflixは再出発の最有力候補でしょう。そこで評判になれば、徐々にでも活躍の舞台を広げていけるはず。まあ、NHKだけは一生出禁の可能性が高いですけど」（同）
女優としての彼女の姿を映像の中で再び見られる日は、そう遠くないのかもしれない。
