削除されたタイツメーカー“炎上事件”の発火点「動悸がおさまらない中の人」

 11月2日が「タイツの日」であることはご存じだろうか。この日、大手タイツメーカー「アツギ」の公式ツイッターアカウントには、「本日のためにさまざまなイラストレーターさんにアツギの商品を着用した女の子を描いて頂きました」の投稿が。さらに「タイツの日1日を通して朝・昼・夜のシチュエーションで女性の脚もとを彩るタイツのイラストをお楽しみください!」との投稿と同時に、タイツを着用した煽情的な女性のイラストやそれらを描いたイラストレーターらを次々にリツイート。午後12時50分頃には「素敵なイラストばかりで、動悸がおさまらないアツギ中の人。みんな……めちゃくちゃ可愛くないですか………」との投稿があり、これが炎上のきっかけに。ネット上には「タイツを売ってる人がタイツを買ってる人を性的な目で見て興奮するのは本当にやめてください」「とにかく気持ち悪い」「もうアツギのタイツは買いません」といった声が噴出したのだ。

「すでにアツギは一連の投稿を削除していますが、女性がメイクをしたりおしゃれをしたりする理由を男性の性的興味を引くことだと誤解している人が、いまだにいるということでしょうね」(女性誌記者)

 世の中には、タイツを着用すると性的な目で見られて犯罪に巻き込まれる可能性が高まるという理由で、寒くてもタイツ着用が禁止されている女子校もある。およそタイツメーカーらしからぬ不埒なツイートを流したものだ。

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