坂上忍は戦後最悪の「過失火災」を知らない!?「バイキング」不貞発言で大炎上

 葉山の高級リゾートへの2泊3日の不貞旅行が写真週刊誌「FLASH」で報じられたZeebra(49)が、自身のツイッターで「何よりも、自分の不甲斐ない行いにより大切な家族を傷つけてしまった事を、深く反省しております」と謝罪したのは25日のこと。

 Zeebraはバツイチで、2002年にモデルの中林美和(41)と結婚。前妻との間に2人の息子、中林との間に2人の娘がおり、現在大ブレイク中のガールズグループ「NiziU」のメンバーとして活躍中なのが、末っ子のリマ(16)だ。

 夫であり父であるZeebraの不貞発覚は、家族にとって文字通り青天の霹靂だったに違いないが、一部メディアが「NiziU」のプロデューサー、J.Y.パーク(48)の掲げるモットーは「真実、誠実、謙虚」。そのため、NiziUのイメージに悪影響を及ぼすとして、リマさんがグループを脱退せざるを得なくなる可能性を報じたことでSNS上には、

《「zeebraの娘」としての評価ではなく、「リマ」自身の魅力と実力で勝ち取ったのだから、父親の不祥事で脱退なんてあってはならない》《NiziUのファン達はきっと、今回の件で今まで以上にリマを応援する》といった励ましのコメントであふれた。

 フジテレビ「バイキング」(月〜金曜前11・55)でも26日、この話題を取り上げ、ゲストの南美希子フリーアナは、「(不貞で)討ち死にしている人がいっぱいいる中で、ちょっと大胆過ぎる行動って思いますよね」とコメント。続けて「でも、私はどうしてもおじいさんの横井英樹さんの……。武勇伝もいろいろあって。愛人の娘さんに買収したニューヨークのビルをプレゼントする、しないで裁判になったり。あの昭和のスケール感を考えるとですね、この令和の電車デート……随分スケール感がおじいさんとは違うな。そこに目が行っちゃうんですけどね」と”昭和の乗っ取り屋”と呼ばれた実業家の祖父・横井英樹氏(享年85)を引き合いに出し苦笑い。それを受け司会の坂上忍も「おじいちゃんはちょっと破格だったからなぁ」と同調したことで、ネットは大炎上。

《ここでホテルニュージャパン社長だった横井を持ち上げるとはどういう神経をしているのか。火災の原因は偶発的なものかもしれないが、多くの犠牲者が出たのは杜撰な防災管理体制のせい。その責任は横井さんにある》《この人たちは大丈夫か?火事により多数の被害者を出し、設備の問題や事後対応で非難された人を昭和の偉人の如く話す感覚が異常。被害者遺族のことも考えられないのか》《起こした事件の大きさは確かにスケールがデカいでしょうね。設備の不備で30人以上も亡くなったんだから》など、批判の声であふれた。

 スポーツ紙のデスクが語る。

「横井氏は海運業や観光レジャー産業などで大成功した、戦後を代表する実業家の一人ですが、82年に死者33人を出したホテルニュージャパンの火災事故で業務上過失致死傷罪を問われ実刑判決を受けた人物。そんなこともあり、Zeebra氏自身も、祖父に対しては複雑な思いがあるようで、一昨年に放送されたTBS系『1番だけが知っている』という番組で、雑誌記者が『自身が知る1番の悪人』として横井氏の名をあげ、その言動を紹介したことがあったんですが、番組終了後、彼はツイッターで『祖父が取り返しのつかない事をしたのは自分の運命です。ご迷惑を掛けた方には申し訳ない気持ちしかありません。自分はその分少しでも善行が出来ればと思って生きてます』とツイートしています。つまり、彼としては与えられた運命を受け入れながら生きてきたはずなんです。だからこそ、祖父のことで家族には負い目を持たせくなかったはずです。ところが、自らの不貞騒動で、触れられたくなかった部分に光が当たってしまった。しかも、頑張ってデビューした最愛の娘の足を引っ張る結果になってしまったわけですからね。自分が蒔いた種とはいえ、しばらくは”針のむしろ”でしょうね」

 火遊びの代償は、あまりにも大きかった。

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