渡部建「不貞報道」で送信された口止めメール「何も話すな」【AsageiBiz2020上半期BEST】

 2020年上半期(1月~6月)に公開した「AsageiBiz」の記事から、特に大反響を呼んだ記事を紹介(6月11日配信)。「週刊文春」6月11日発売号が報じた“グルメ王”こと渡部建の不貞スキャンダルは世間に大きな衝撃を与えた。騒動勃発から2カ月が経ち、妻の佐々木希をテレビで見る機会も増えたが、渡部をCMキャラクターに起用していた企業は、大ダメージを負ったようで…。

「ちょうど『週刊文春』に不貞の記事が出る前日のことですかね。渡部さんと関わりのありそうなスタッフ全員に一斉メールが送られてきたんです。とにかくマスコミには何も話すな、スマホに渡部の画像があったら全部消せ、パソコンにある画像も全部消せという内容でした」

 こう話すのは、アンジャッシュの渡部建がイメージキャラクターを務める企業のスタッフだ。テレビで流れる渡部出演のCMを一度は見たことがあるかもしれない。なお、渡部がさわやかな笑顔を振りまいていたCM動画はすでに企業のサイトから削除されていた。

 6月11日の朝の情報番組は、同日に発売された「週刊文春」の「不貞記事」一色となった。「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)では、「家族を深く傷つけ、また、普段お世話になっている仕事関係の皆様、応援をしてくださる皆様に対し多大なご迷惑をおかけしたと大変猛省しております」と所属事務所の公式サイトで公開された謝罪コメントを発表。さらに同番組では問題となった「不貞現場」についても言及し、東京都内の“多目的トイレ”でコトが行われたことを報じた。

 ふだん、こうした芸能スキャンダルにはあまり関心を示さないコメンテーターの玉川徹氏も「不貞の問題は極めて当事者同士の問題」としながら、不貞については「発覚すれば責任を負うのは社会のルールなんで、甘んじて責任を負わなければいけないのは誰でも同じことだろうと思います。迷惑がかかってますんで」と責任を追及する姿勢を見せた。

「すでに妻・佐々木希との夫婦共演で話題を呼んだロッテの『キシリトール』をはじめ、CMに起用していた企業はホームページなどから渡部の動画や画像を削除しています。佐々木という美しい妻がいながら、彼女を泣かせるような不貞に走っただけでも大問題なのに、やはり多目的トイレで“卑猥な営み”をしていたというのはまずい。CMの違約金だけでも1億円はくだらないとの見方が広まっています」(芸能関係者)

 冒頭で「一斉口止めメール」について語ったスタッフが続ける。

「やっぱり企業イメージではかなりのマイナスですよね。私は渡部さんとは直接関わったことはありませんが、『画像を消せ』ということは、広報の部署では渡部さんおすすめの店で一緒に食事をしたり、記念写真を撮ったりしていたかもしれません。とにかく渡部さんとの関係性をすべてこの世から削除したいという、強い意志を感じましたね」

 なお、前出の「週刊文春」の記事において、直撃を受けた渡部は、卑猥すぎる「トイレ密会」について「知りません、知りません」と完全否定していた。地に落ちた「グルメ王」が、公の場で真相を語る日は訪れるのだろうか。

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