「女子アスリート長者番付」年収40億円の大坂なおみをシブコが猛追!?

「世界で最も稼ぐ女性アスリート」としてアメリカのビジネス誌でも大々的に紹介されたテニスの大坂なおみ。その金額たるや実に40億円ナリ。そこで気になるのが、日本の女性アスリートの稼ぎ事情だろう。その知られざる長者番付を一挙公開する!

 昨年1月末、世界ランク1位に到達し、快進撃を続けるテニスプレーヤーの大坂なおみ(22)。米経済誌「フォーブス」の調査で、女性アスリート長者番付でトップに輝いたことが発表され、またしても時の人となった。その内訳について、スポーツ紙記者が語る。

「昨年6月から1年間で稼ぎ出したのは、驚きの約40億円。歴代女子アスリートの中でも最高額です。その内訳のほとんどはスポンサー契約で占められ、今夏に開催予定だった東京五輪に向けてオファーが殺到。米国人の父と日本人の母を持つなど多様な背景や、試合後のインタビューで見せる明るいキャラクターが注目を集め、現在は所属の日清食品を含めて15社と契約を結んでいます」

 延期が決まった東京五輪が追い風になったとは皮肉な話だが、実力しだいでスター選手の仲間入りできるのもプロテニスの魅力。「WTA(女子テニス協会)ツアー・ランキング」を上げるため、出場資格のある大会に参加し、勝利を重ねて高ポイントを獲得すれば成り上がれるのだ。

「大坂はプロツアー出場資格が得られる14歳でデビューして、20歳でグランドスラムを初制覇。00年代に入ってから男子と同額賞金の大会が増え、夢は広がっています。ただ、世界を転戦するための交通費やコーチの人件費が相当かかるので、ランキング100位以内に入らないと生活は苦しい」(スポーツライター)

 プロテニス以外の競技に目を向ければ、ゴルフ界にもまた大金をつかむチャンスが転がっている。その筆頭は、昨シーズン賞金女王こそ逃したものの国内外あわせて約2億3000万円を稼ぎ出した渋野日向子(21)だ。開幕前はほぼ無名の存在ながら、42年ぶりに海外女子メジャーを制覇。シンデレラストーリーが世界を駆け抜けた。

「オフには20社以上の企業が新たな所属先に名乗りを上げる中、サントリーは女子ゴルフに熱心な佐治信忠会長(74)から獲得指令が下り、口説き落とすことに成功。3年3億円超えの大型契約を結びました。スポンサー収入は基本的に非公表で選手によって変動しますが、1本1000万円が目安。各スポンサーとテレビ出演など合わせれば、4億3000万円は稼いでいるとみられます」(スポーツライター)

 女子ゴルフ界は実力と美貌を兼ね備えた選手が次々と現れ、プロ入り前からスポンサーによる青田買いが始まっている。一方で、有名ゴルファーが数年後に新入社員の初任給より稼げなくなることも珍しくない。コトほど浮き沈みが激しい熾烈な競争が待ち受けているのだ。

■最新版女性アスリート長者番付

1位:大坂なおみ(テニス)40億円/2位:渋野日向子(ゴルフ)4億3000万円/3位:石川佳純(卓球)1億2000万円/3位:高梨沙羅(スキージャンプ)1億2000万円/5位:藤田菜七子(競馬)6000万円/6位:大山千広(競艇)5600万円/7位:アスカ(プロレスラー・WWE)4000万円/8位:紀平梨花(フィギュアスケート)3000万円/9位:熊谷紗希(サッカー・海外組)2000万円/10位:三浦伊織(プロ野球)1000万円

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