ロンドンブーツ1号2号の田村淳が司会を務めるMBSの新番組「田村淳のコンテンツHolic」が5月28日深夜に初回放送を迎えた。同番組はプラットフォームの垣根を越え、今本当におもしろいYoutubeやSNSのコンテンツをタブーなしで紹介するというテレビ業界に一石を投じるコンセプトだ。テレビのライバルコンテンツをも忖度なしでおすすめする同番組の司会を務めるにあたって、淳は「テレビ業界に喧嘩を売ることになりますよ。だけど、必ず時代が追いついてくる」と意気込んでいた。
毎回、さまざまなクリエイターたちをゲストに招くとのことだが、記念すべき第一回は人気動画クリエイターの明石ガクト氏。“動画の教祖”とも呼ばれるその道のスペシャリストがトレンドコンテンツを紹介した。特に淳が興味を示したのは、明石氏が「このドラマさえ覚えておけば飲みの場で女子たちに一目置かれる」と豪語する韓国の連続ドラマ『梨泰院（イテウォン）クラス』。動画配信サービスNetflixで連日ランキング上位を維持し、現代の韓流ブームを席巻しているコンテンツだ。ソウルの飲食店激戦区・梨泰院（イテウォン）を舞台に飲食業界での成功を目指す若者たちの奮闘を描いたこのドラマは、いま若い女性を中心に大流行している。
「今どきの女子飲み会では、とにかくチャミスル。テキーラなんかは古い」と豪語する明石氏。チャミスルはドラマ劇中にも頻繁に出てくる韓国焼酎で、チャミスルで乾杯するのがイマドキ女子の間では常識になっている。乾杯の仕方も韓流がブーム。目上の人の前で正面を向いたままお酒を飲むのは失礼にあたるという韓国流マナーに倣い、グラスを交わした直後、横を向いてお酒を飲むという所作を見せるだけで「女子たちに大ウケ」とプレゼン。
「自粛明け、飲み会で女の子いたら淳さんやってみてくださいよ。乾杯して横向いてお酒飲むだけで『イテウォンクラス〜！』『パク・セロイ（ドラマの主人公）じゃん〜！』と女子が沸き立ちますよ」と、女子から歓声が上がること間違いなしであると紹介。
乾杯で韓流女子の心をつかんだ後は韓国の飲み会では鉄板の「ビン回し本音ゲーム」もおすすめだという。チャミスルの瓶を机の上で回転させ、瓶の先が向いた人が本音をぶっちゃけるというこのゲームがイマドキ飲み会の定番だと言う。
インフルエンサーからの合コンテク伝授に、淳は「今度使ってみます」と興味深々の様子だった。淳も納得の飲み会テク、みなさんも試してみてはいかがだろうか。
（浜野ふみ）
