梨泰院雑踏事故に「ハロウィンと花火は違う」上地雄輔のコメントが大不評

 10月29日に発生し、156人の犠牲者を出した韓国・梨泰院の雑踏事故。その後の調査で警察のずさんな対応や職務怠慢が浮き彫りとなり、尹錫悦政権の支持率急落へと波紋を広げている。

 11月4日放送のTBS系情報番組「ひるおび!」では、当日の警察への緊急通報とその対応を詳報。事故前に11件の通報を受けながら、実際に出動したのは4件だけだったという。男性アナは午後6時34分の最初の通報について、

「まず、緊急通報の112番から警察に連絡が入りました。『はい、緊急通報112です』と。通報者は『路地を人々が上り下りしていますが、とても不安なんです。人が押されて上っているので圧死しそうです』ということで…」

 と、この1件目の通報については警察が出動したと説明。しかし3件目の通報では、通報者が「112」に現場の動画を送信したにもかかわらず、警察は出動しなかったという。

 この説明を聞いたタレントの上地雄輔は、「112って何ですか?」と質問。男性アナは「これは緊急通報の番号のようで…」と回答。これにはSNSに視聴者から《上地さん説明聞いてた?》《最初に解説したし…座ってるだけか》《なぜ112に食いつく?》といった疑問の声が噴出していた。

 その後、上地は梨泰院の雑踏事故について、こんな見解を述べた。

「ハロウィンって他のイベント事と違って、こう…人混みに向かって行くイベントじゃないですか。自分を見てほしい、みんなも見たいという。だからその人の膨れ具合もぜんぜん違うと思うんですよね。たとえば花火を見たいとか、初詣行くとかと違って人に向かって行くから。人数の膨れ具合もぜんぜん違うから、警察ももちろん把握しきれなかった部分もあると思うし、行ってる人たちも『こんな急に人が増えるんだ』っていうこともあったと思うんですよね」

 ハロウィンでできた雑踏と、花火や初詣の人混みとでは群衆が集まるスピードに差があるという意見に、MCの恵俊彰は「最初に出動した警察官が仮に行ってたとしてね、この事故が起きた坂道を見て、『右側通行、左側通行になってる。じゃあ大丈夫だ』っていって帰った可能性があるわけだよね」とコメントしていたが…。

「この日の上地さんはぼんやりしていた様子で、CM開けにはデスクに突っ伏している姿をカメラに撮られて、あわてて身体を起こすシーンもあり、ネット上では《油断するな!》《本番中に寝てた?》といった指摘が続々。中でも群衆事故のコメントで『花火大会と違う』とコメントしたことには、《明石の花火大会の事故を知らんのか?》《悲惨な花火大会の事故を忘れたのか》と残念がる意見が相次ぎました」(ネットライター)

 2001年の明石花火大会歩道橋事故、そして今回の梨泰院雑踏事故のような出来事が起きないことを祈るばかりだ。

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