《本日の陽性疑い検査数は310件、陽性者数は0名でした。陽性率0%。「0」は率直に嬉しいですね。2カ月以上ぶりです。これは全て皆様のおかげです》
5月18日に自身のツイッターで、歓喜と感謝の意を示したのは大阪府の吉村洋文知事。5月17日に配信された「毎日新聞」の記事によれば、「コロナ問題への対応で評価している政治家」についてアンケートをとったところ、吉村知事がダントツの1位だったという。
「回答者のおよそ3分の1が吉村知事の名前を挙げる結果となりました。ちなみに2位は小池百合子東京都知事でしたが、有効回答数の10分の1。全国調査にもかかわらず、吉村知事がトリプルスコアで小池知事に勝利した点は見逃せません」(全国紙政治部記者)
このコロナ禍において、「密ですっ」「東京アラート」「ステイホーム週間」といった小池流のワードも、吉村知事の「大阪モデル」と「陽性0」の成果に、完全に食われた形となった。
「人気者の宿命かもしれませんが、それまであまり知られていなかった過去やプライベートがどんどん掘り起こされている印象ですね。奥さんが元CAで双子の娘さんがいるとか、学生時代は橋下徹元大阪府知事と同じくラグビー部に籍を置いていたとか、その橋下元知事とはかつて宮古島に一緒にバカンスに行くほど仲がよかったとか……。5月18日発売の『週刊現代』では、弁護士時代に武富士側の弁護人を務めていた過去をリポートしていますが、テレビで見るとおり、実直な性格なので、これといったスキャンダルが出ることはないと思いますけどね」(大阪府議会関係者)
現在もテレビに出ずっぱりの吉村知事だが、この活躍のウラで「歴史的偉業」を成し遂げていたことはあまり知られていない。芸能関係者が明かす。
「5月12日発売の『週刊女性』で吉村知事が表紙を飾っているんです。日本で最初に創刊されたというふれこみの同誌で、現役の男性知事がカバーに起用されるのは、私が知る限り、史上初のことではないでしょうか。ちなみに同誌では『イケてる!? 吉村洋文知事七変化ファッション』と題して、これまでユニフォーム姿で始球式を務めたり、ファッションショーでポーズを決めたりする吉村知事の“秘蔵フォト”を公開。まるで男性アイドル並みの扱いとなっています」
ちなみに「週刊女性」と同日に発売されたライバル誌「女性自身」の表紙を務めていたのは俳優の中村倫也だった。両誌の売上が気になるところだ。
(鳥羽恵理子)