コロナ禍で占い業界が活況!電話相談1位は「不貞相手に会えないモヤモヤ感」

「対面で客の運勢を占う鑑定は“濃厚接触”にあたり、今はほとんどの『占い館』が休業していますが、電話での鑑定はどこもパンク状態。30分で5000円というのが平均的な料金設定で、けっして安くはありませんが、名の知れた占い師の先生は、それこそ食事をする間もなく、電話鑑定に忙殺されています」(女性誌ライター)

 緊急事態宣言が発令され、このピリピリした社会情勢のなかで「占い」とは、ずいぶん呑気そうにも受け取れるが…。じつは世の(ごく一部の)女性たちは、この「外出自粛」が叫ばれるなかで、切実な悩みを抱えていた。

「ある占い師の先生に聞いたら、相談内容でダントツに多いのが『不貞』に関する内容。『相手は何をしているのか』、『もしかして他に好きな人ができたんじゃないか』、『このまま別れたほうがいいのか』といった相談が寄せられているそうです。なかには『不貞相手はどうやって男の欲望を“発散”させているのか』なんてダイレクトすぎる鑑定依頼も……。そりゃあ、実際に会えないから、悩みがどんどん膨れ上がっていくのは当然。もしも“強行突破”して卑猥な営みまでして、その後でコロナに感染したとなれば、“感染ルート”についてあれこれとツッコミを受けるのは目に見えてますから。LINEで連絡を取ろうにも、家のリビングには旦那がいて、メッセージも通話もできない“軟禁状態”。旦那が家を出たすきや、買い物に行った際にこっそり占いの電話鑑定を依頼しては、夜のモヤモヤをぶつけているそうです」(前出・女性誌ライター)

 なるほど。ママ友たちが集まって井戸端会議もできないこの状況で、占いの電話鑑定がモヤモヤの捌け口となっているわけか。

 不貞経験アリの30代会社員女性はこう話す。

「ここ最近、コロナ離婚が話題になっていますが、おそらくもともとの“不貞交際”が原因だったケースは多いと思いますよ。テレワークの影響で、配偶者と常に行動をともにすることになり、結果的に不貞相手とのLINEのやりとりがバレたり、不貞相手と卑猥な営みができないストレスを配偶者にぶつけたり……。世の女性たちが占いに心の安定を求めるのは、ごく自然な行為かもしれませんね」

 今回の新型コロナウイルス騒動は日本の「不貞カップル」を全駆逐しそうだ。

(石川ともこ)

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