“サッカー通“小柳ルミ子のコロナ警戒呼びかけ投稿に殺到した違和感の声

 サッカーを愛してやまない歌手の小柳ルミ子が3月18日、自身のインスタグラムアカウントを更新し、新型コロナウイルスに感染した日本サッカー協会の田嶋幸三会長について言及した。

 日本の著名人としては初の新型コロナウイルス陽性反応となった田嶋会長との横並び写真をアップした小柳は、「日本サッカー界のトップ 田嶋幸三会長が新型コロナウイルスに感染、陽性反応が出たそうです。ショックです」と書き出し、「今はゆっくりと治療を受けて頂き、1日も早い回復を心から願っております」とエールを送った。

 続けて、2008年に同協会の会長職からは退いている川淵三郎氏、そしてバラエティ番組で現役サッカー選手と共演することもあるお笑いコンビ・とんねるずの木梨憲武らとの並び写真も掲載すると、「川淵さんは大丈夫でしょうか?木梨は?」と綴り、「皆さんも『正しく』気を付けましょう。過度な心配は、ストレスを溜め、心が犯されてしまいます。憎っくきコロナウイルスに負けない、強い心を持ちましょう」と呼びかけている。

「Jリーグの試合解説を任されたこともある小柳だけに、サッカー界隈での豪華な人脈はさすがといったところですが、陽性反応が出た田嶋氏と同じ組織の中で勤務していた関係者の体調を心配するならまだしも、現在は五輪組織委員会評議員会議長を務めている川淵氏や、高校時代のサッカー経験者というだけの木梨らの写真を上げて、“大丈夫でしょうか?“と投稿するのは、それこそ“過度な心配“に繋がりかねない内容です。今回の田嶋氏の感染を受け、ざっくりと“サッカーに関する知り合い“の写真をアップしただけといった印象で、『川淵はもうサッカー界とはなんの関係もありませんが。木梨に至っては最初から関係ないけどな』との疑問や、光のエフェクト加工が施されたような写真についても『田嶋まで加工するんじゃない』『写真の破壊力が凄すぎる』『これプリクラ?』などのツッコミが寄せられています」(テレビ誌ライター)

 小柳による周囲への心配の念はかろうじて伝わったものの、“プリクラ風“な写真を含め、なかなかその真の意図が理解しづらい投稿となったことは間違いないだろう。

(木村慎吾)

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