映画「翔んで埼玉」に続いてゴーン被告もまさかの“埼玉イジリ”!?

 日産自動車の前会長であるカルロス・ゴーン被告が3月6日、保釈され東京拘置所を出た。この時の気合の入った変装に注目が集まっている。

 ゴーン被告は作業着と作業帽を身に着け、マスクをして別人に変装。そのままスズキの軽自動車エブリイに乗り込み、東京拘置所を後にした。車は大型の三脚を屋根に積むなど、凝った偽装工作が施されていた。

「有名人が保釈される場合、車はミニバンを使うのが普通です。まさか軽自動車、それも作業用に偽装した車を使うとは思いませんでした。完全に予想外でしたね。あるテレビ局はすっかりだまされ、あやうく出所シーンを撮り逃すところだったそうです」(週刊誌記者)

 ワイドショーはこぞってゴーン被告の変装を報道。作業着のメーカーや軽自動車の詳細を伝えている。視聴者の関心がそれだけ高いということだろう。さらに軽自動車のナンバーまでもが注目を集めている。ゴーン被告が乗った軽自動車は「春日部」ナンバー。これに不快感を示す埼玉県民が少なくないのだとか。

「ゴーン被告側は正体がばれないよう、作業着や軽自動車など自身のイメージから縁遠いものでカムフラージュしようとしました。ナンバーもその1つだと考えられます。つまり、国際的でセレブリティのゴーン被告のイメージの対極にあるナンバーとして『春日部』が選ばれたのではないかと解釈する人もいるようです」(前出・週刊誌記者)

 埼玉といえば今、大ヒット映画「翔んで埼玉」でイジられまくっている真っ最中。まさかゴーン被告にまで“ネタ”にされるとは思っていなかったに違いない。アニメ「クレヨンしんちゃん」で有名になった春日部だが、今回の保釈劇はスズキとともにいい迷惑だったのではないか?

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