やっぱり、庶民と感覚がズレてる。そんなツッコミを食らっているのがお笑いタレントの東野幸治だ。
吉本芸人の中では兄貴格のポジションにいる東野が、12月1日放送の「マルコポロリ!」(関西テレビ)に出演。宮迫博之の闇営業問題が原因で、来年から吉本興業では交通費が全面カットされることを嘆いた。共演していたほかのタレントたちからは驚きの声があがったが、視聴者らからは総ツッコミ状態だ。
「東野は、明石家さんまが主催した宮迫の激励会に参加して挨拶したことを説明し、事の進展を願うようなコメントをしていました。それでも、芸人たちの営業が減るなど、宮迫騒動の余波が吉本に来ていると苦言。さらに『宮迫、キミのせいで、1月から全吉本芸人、交通費がカットになりました!』とカメラ目線で訴えた。つまり、闇営業に行くような交通費は出さないという会社の考えなんでしょう。東野は『帰りはテレビ局がくれたら、タクシーチケットもらって帰れるんですけど、局が渡してくれなかったら自腹です。それもこれも宮迫が闇営業に行ったからです。大変なんです、我々ホンマに』と嘆いていましたが、売れてない芸人ならともかく、高額ギャラを受け取っているであろう東野が『大変なんです』と訴えても、誰も同情してくれませんよ」(女性誌ライター)
確かにSNSなどでは「?」だらけに。《何千万も稼いで交通費出すのがそんなに大変?》《個人事業主なら経費で落とせると思いますけど》《パート主婦なんて交通費ゼロが当たり前》《ギャラに交通費分の上乗せがあるんちゃうの?》などと庶民感覚のツッコミが続出した。
折しも、チュートリアル徳井義実の無申告と所得隠しで活動自粛のさなか。売れっ子芸人のビックリするような高額報酬と、途轍もなくセコい行為がクローズアップされているだけに、吉本芸人はしばらくお金の話をしないほうがいいのかも?
(小机かをる)