何を考えているのか分からなくなってきた。あのウワサも真実味を増してきて……。
プロバスケットボールリーグのNBA公式ツイッターに、プロテニスプレーヤーの大坂なおみが登場した。恋人のラッパー・YBNコーデーと、八村塁の所属するワシントン・ウィザーズの試合を観戦したのである。ツイッターは大坂の登場を驚きをもって伝えていた。
「11月末、女子テニス協会(WTA)が発表する2019年シーズンのベストマッチの第1位に大坂なおみの試合が選出されました。候補に挙げられた5傑に、2試合がノミネートされたのは大坂だけ」(専門誌記者)
選ばれたことはもちろんだが、2試合もノミネートされるのは大変な栄誉。2019年シーズンは女子テニス界の主役とも言える活躍ぶりだったが、コート外の話題にも事欠かなかった。
「シーズン中に2度もコーチを代えています。今は父親がその代わりを務めておりますが、彼はテニスに関しては素人。技術的なアドバイスはもちろんですが、大坂の行動にストップを掛けられる新コーチを早く探さなければなりません」(同前)
父親はメンタル的なアドバイスに徹している。その影響もあってか、今季後半の大坂は自身のSNSでめかし込んだショットを公開するなど、その奔放な行動に賛否が飛び交っていた。極めつけが、彼女の今後の活動に関する、あるウワサだ。
「オフシーズンに、もしくは出場する試合数を制限して、モデル業に挑戦するといった噂が絶えません。今季後半からその話が出始め、彼女もそれを楽しんでいるのか、否定も肯定もしません。挙げ句が、ラッパーの恋人の登場です」(特派記者)
2020年は東京五輪もある。大坂はプロなので、五輪出場資格を得るには来年7月25日までに最低でもあと1回、国別対抗戦に出場しなければならない。しかし、賞金とランキングが栄誉となるプロ選手なので五輪中心のスケジュールは組めない。多忙なスケジュールをさらに多忙にさせることで、五輪出場がかなうというわけだ。
NBA観戦デートは来シーズン開幕までのリフレッシュでもあるようだが、大坂を叱ることのできる新コーチを早く探さなければ、日本のメダル獲得にも影響が出そうだ。
(スポーツライター・飯山満)