1年でクビ!ガラタサライ長友佑都が受けた「非情すぎる通告内容」

 トルコ1部リーグのガラタサライに所属する日本代表DF長友佑都に、事実上の“解雇通告“が言い渡されたという。

 2018年よりイタリアの強豪インテルからトルコのガラタサライへ加入した長友。豊富な運動量とイタリアサッカー界で鍛え上げた対人プレーの強さを武器に、ガラタサライの国内リーグ3連覇をアシストすべく満を持してチームに加わったものの、11月13日時点で5勝4分2敗の6位に低迷しており、先のUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第4節でも、レアル・マドリード相手に0-6と大敗。すでに同大会1次リーグでの敗退が決まり、そのレアル戦で“評価ゼロ“というあまりにも酷な採点をされていたのが長友だった。

 お世辞にもチームに貢献しているとは言いがたい長友について、トルコ紙「FANATIC」を含む複数メディアは、すでにガラタサライ側が長友のエージェントに対して「長友との契約を更新することはない。新たな移籍先を探してくれ」という事実上の“クビ宣告“をしたと報じ、2億5000万円という長友の年俸とピッチ上でのパフォーマンスが釣り合わなかったことも放出の理由だと綴っている。

「やはりレアル・マドリード戦で18歳のブラジル人FWロドリゴ・ゴエスに好き放題にされてしまったことが大きなキッカケでしょう。開始数分で長友の守るエリアからゴールを決められ、長友の軽率なパスミスから4失点目を浴びてしまう一幕もありました。また、国内リーグでの戦績についても、ガラタサライが6位に沈んでいるというのは非常に稀有な事態で、クラブ側からしても何らかの変化と人事粛清が求められる時期となり、不調の戦犯として目を付けられてしまったのが33歳の長友だったということでしょう。ヨーロッパのクラブでは、ある試合で大活躍しても、その数日後の試合で失態を見せれば、すぐに猛烈な批判に晒されてしまう世界ですからね。日本のサポーターからは“放出間近“とされる長友の去就について『個人的にはJリーグに戻っても良いと思う。海外の経験を日本の若手に植え付けるのもベテランの重要な役割』『香川みたいに主要リーグの2部に行けばまだ需要あると思う』『年齢を考えるならJに戻るのもいいかも』などと様々な声が寄せられています」(スポーツライター)

 24歳でイタリアへ渡り、チェゼーナでは攻守において突出した輝きを放っていた長友。その後のインテルでの活躍も記憶に新しく、まだまだ奮闘し続けてもらいたいところだが、果たして…?

(木村慎吾)

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