お笑いコンビ霜降り明星のせいや(29)と粗品(29)が18日深夜放送の「霜降り明星のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)に出演した。トークの中で粗品は、先輩芸人である天竺鼠・川原への不満をぶちまけたことが話題になっている。
以前より、サッカー日本代表の長友佑都選手に会いたいと切望していたせいやは、つい最近その念願が叶ったと興奮気味にトークを展開。しかしその際、サインをもらうのに適切な台紙がなく、長友選手にサインを頼むことが出来なかったことを後悔しているとも明かした。
サインをもらいそびれたことがどうしても悔しいと言うせいやは「もう遅いか。FC東京になんか、吉本の力で無理なん?せいやですよ。『家—1グランプリ』準優勝ですよ。優勝者川原さんで3位が野田クリスタルさんですよ。すごい3人ですよ表彰台」と2020年に出場したABEMAの賞レース企画「家—1グランプリ〜お笑い自宅芸No.1決定戦〜」での功績を持ち出し、サインを今からでも入手できないものかとボケを畳み掛けた。
これに粗品は「川原さんが賞レースのご法度して優勝したやつやろ。お前のネタパクって。あんなん俺認めんからな。俺、ばり腹立ったからなリビングで見てて。何してんねんこいつ。昔もなんか挨拶返してこんかったくせに。なに今、後輩のやつパクって優勝してんねん」と川原への溜まりに溜まった遺恨が爆発。せいやは「あれは『かぶせ』という川原さんのテクニック」とフォローしたが、それでも粗品は納得していないようだった。
「『家—1』は家賃1年分とABEMAの冠番組を懸けて、人気芸人達がリモート生放送でお笑いバトルを繰り広げた特番です。決勝にコマを進めたせいやは、得意のモノマネや小ネタを披露。その中でも『映画で恐竜が近づいてきたときのテーブル』というネタが好評でした。カメラに映らないようにテーブルを揺らし、食器がカタカタと音を立てる様子をネタにするのはリモートならではの面白さではないでしょうか。その後、大トリの川原はフリップ芸なども披露しましたが、アドリブでせいやのネタをアレンジ。自身が予選ラウンドでウケたネタと絡めて、『恐竜が近づいてきた時…』というせいやのアイディアにかぶせたネタを披露し、優勝した経緯があります。生放送ならではのかぶせテクニックが爆笑をさらいましたが、粗品にとっては許しがたいパクリ行為に思えたのでしょう」(芸能誌ライター)
「M—1」や「R—1」と、数々の賞レースを勝ち抜いてきた粗品だからこそ、かぶせ芸での優勝が許せなかったのだろう。
(浜野ふみ)