ハンバーグレストラン「びっくりドンキー」は1月29日より、「ごはん、すすむ、すすむ。」をテーマに「タルタルザンギ」「回鍋肉(ホイコーロー)」をハンバーグの新しい相方として添えたメニューを期間限定で販売開始。さっそく食べに行ってみた。
「タルタルザンギ&ハンバーグディッシュ」は、人気メニュー「ザンギ&ポテト」のザンギに具材たっぷりのタルタルソースをかけた一品。もうひとつの「回鍋肉&ハンバーグディッシュ」は、柔らかな豚肉と野菜を辛さ控えめな味噌ダレで炒め白米に合う仕上がりになっているという。今回、記者は「回鍋肉&ハンバーグディッシュ」のM(1600円)を注文してみた。
実は記者、「びっくりドンキー」は“あの大きいメニュー表ってもうないんだ…”と驚くくらい久しぶりで、「回鍋肉&ハンバーグディッシュ」のMをチョイスしたのはSMLの中の並盛りサイズだと思ってのことなのだが、商品が運ばれてくるとあまりのハンバーグの大きさに再び驚かされた。メニューを見返すとMのハンバーグでも200g。大きいはずだ。
まずはそのハンバーグからいただくと、食感はフワッフワに柔らかく、中はとってもジューシー。牛と豚の合いびき肉を使用しているということで、肉肉しい味わいはありつつもしつこさはまったく感じない。絶妙な焼き加減で香ばしく、食欲も刺激されてごはんがすすむ日本人好みのハンバーグといった感じだ。
そしてハンバーグと初タッグとなった回鍋肉は、キャベツ、ピーマン、赤ピーマン、黄ピーマンと彩り豊かで、豚肉もたっぷりと入っている。味付けはかなり甘めだが、後からほのかに辛みが感じられる。ごはんがすすむ系というので、もっと濃厚で塩辛いものを想像していたが、ハンバーグとのバランスを重視しているためか意外にも控えめな印象だ。豚バラ肉も本当に柔らかいが、油っこさはない。
とはいえ、さすがに200gのハンバーグと回鍋肉を食べれば、お腹はかなりパンパン。一般的な方であれば、ハンバーグはMではなくSでも十分満足できるだろう。ハンバーグも回鍋肉も味付けが濃いわけではないが、丁寧な作りでちゃんと美味しく、ごはんとの相性も計算された商品となっていた。白米を美味しく食べたいという方はぜひ。
(小林洋三)