「メルカリ ハロ」が登録者100万人突破「スキマバイト」は本当に安全か

 メルカリが3月6日からサービスを開始したスポットワーク「メルカリ ハロ」が、わずか16日で登録者数が100万人を突破したという。最短1時間から働くことができる、いわゆる“スキマバイト”が大人気となっているが、トラブルなどは大丈夫なのだろうか?

「『メルカリ ハロ』 は、空き時間を有効活用したいスポットワーカーと、短時間でも働き手がほしい職場とをマッチングさせるサービス。フリマアプリ『メルカリ』を利用していれば登録情報をそのまま引き継ぐことができ、履歴書や面接も不要で気軽に働けるのが魅力です。現在は東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県での求人となっていますが、早くも登録者が100万人超え。ファミリーマート、日本郵便、スギ薬局といった大手企業も参加しており、今後は全国4万店舗の求人を公開するとしています」(社会部記者)

 スキマバイトを探せるアプリは、メルカリ ハロの他にも「タイミー」や「シェアフル」「LINEスキマニ」などがあり、こうしたアプリの登録者はおよそ1500万人いるといい、市場規模は急速に拡大している。面接などの手間もなく、サクッと働いて給料は即日入金とあって、休日に利用する会社員もかなりいるという。

「しかしスキマバイトは、やはりというべきかトラブルも決して少なくありません。SNSなどに投稿されている報告で多いのは、短時間ですぐに居なくなるからと雑な扱いを受けたり、面倒な仕事ばかりを押し付けられるといったもの。また、働きに行ったら当初の募集内容とは異なる専門的な仕事をこなすように求められたり、飲食店で皿を割ると自腹で弁償させられたとの報告もある。さらには、違法な闇バイトも紛れ込んでいたケースもあるというので、十分注意が必要です」(経済ジャーナリスト)

 もし事前の説明と内容が違ったり、理不尽なことを求められた場合は、すぐに働くのをやめてサポートセンターに相談した方がいいだろう。

(小林洋三)

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