「メルカリアカウントで異常な活動が…」ドコモが開催「♯迷惑メール展」の実例とは

「どうなっても責任は取れないので、絶対に見ないで下さい!」と大書してあって、下にリンク先が張ってある。ひどいものになると、何の荷物もないのに某大手宅配便会社を名乗った連絡を入れてくる…。過去、筆者に届いた迷惑メールの例。もっと傑作もあったが、残念ながら通常は「不要」なのでメールフォルダには見当たらなかった。

 どこで名簿が流れているのか知れないが、あるいはランダムで組織的に送っているのか。スマホ生活をしているとどうしても切り離せないのが、あれやこれやと手を変え品を変え人の金を騙し取ろうと送られてくる迷惑メール。スマホの扱いに慣れていない人や、中にはかなり工夫を凝らした内容を含むメールもあって、電子メールで送金を煽るフィッシング詐欺、恋愛感情から送金を煽る国際ロマンス詐欺、M資金まがいに大金を得られると煽るナイジェリア詐欺(ナイジェリアから送られたと騙るケースが多いためそう総称される)…を思わせる怪しいメールを思わず開いてしまったという人は多いだろう。

 そんな厄介な「迷惑メール」を集めた変わり種の展覧会がネット上で開催されている。NTTドコモが3月18日まで開催している、「みんなでシェアして、みんなを救おう。#迷惑メール展」だ。狙いは、巧妙化する業者の手口を知って学んで、対策を講じるためだ。

「こんなところで名前を出されるのはハタ迷惑でしょうが、例えばメルカリを騙ったメールでは、『メルカリアカウントで異常な活動が検出された』として、本文中に記載されたURLをクリックさせようというものが紹介されていたり、同じく迷惑でしょうがJCBを名乗ったものでは、『ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので』と言って、やはり記載のURLへのアクセスが促されています。そのほかにもdocomoを騙ってお客様のみの『限定』と甘言を弄するメールもあれば、銀行、携帯キャリア、クレジット会社、通販会社など、いかにも信用があって、かつ誰もが何かしら利用しているであろう業者を名乗った迷惑メールの実例が紹介されていて、傾向と対策を『迷惑メールあるある』でまとめています」(経済ジャーナリスト)

 今回ドコモがこういった展覧会を開催したのも、内閣のサイバーセキュリティセンターによる「サイバーセキュリティ月間」に合わせたもので、さらに2月16日から22日までツイッター上で展覧会公式ツイッターの「フォロー&RT(リツイート)キャンペーン」も実施。期間内にフォローしてキャンペーン対象の投稿をリツイートすると、抽選で500人にdポイントが1000ポイント当たるというから、詐欺対策と一挙両得だ。

 ちなみに内閣のセンターの方では、アニメの「超時空要塞マクロス」の40周年記念とコラボした「銀河(インターネット)に届け私たちの歌(サイバーセキュリティ)!!」というポスターが駅構内などに貼られているが、なぜマクロスなのかは正直、不明だ。

(猫間滋)

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