劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」が26日より全国ロードショーされ、映画館内の物販がカオス状態になっている。
「機動戦士ガンダムSEED」シリーズは、2002年10月より全50話で放送され最高視聴率8.0%を記録。小学生を中心に「第2次ガンプラブーム」を巻き起こすヒット作になった。劇場版は約20年の年月を経て、完全新作として公開。6大都市では午前0時より最速上映が行われ、寒風吹きすさぶ中、多くのファンが駆けつけた。
映画の評判も上々のようで、レビューサイトには「☆5」が続出。多くの観客がパンフレットやグッズを購入しようと物販コーナーに殺到し、各地で大行列ができている。
「映画館の物販コーナーには上演前から客が殺到し、早朝から大行列ができています。劇場によっては2時間以上並ばないとグッズを購入できないという状況。映画館にここまでの大行列ができるのは過去に記憶がないですね。パンフレットが飛ぶように売れていますが、やはりファンの一番のお目当ては先行販売されたガンプラ『ライジングフリーダムガンダムクリアカラー』のようで、すでに売り切れ店が続出しています」(映画ライター)
早くもメルカリには、パンフレットやガンプラを出品する「転売ヤー」が現れ、市場価格の数倍もの値段で取引されている。どうやら行列の中には、最初から転売目的の人物がかなり含まれていたようだ。
グッズを購入する予定がある人は、上演時間をずらすなどの工夫をしたほうがいいかもしれない。
(ケン高田)