大手ファストフードチェーン・マクドナルドが12月25日に「福袋」の抽選結果を発表し、SNSを賑わせている。
マクドナルドの企業コラボ福袋は毎年人気となっており、2024年は人気ライフスタイルブランド「BRUNO(ブルーノ)」とコラボした「マクドナルドの福袋2024」(3000円)を数量限定で販売。すでに事前抽選受付は終了しており、25日に公式アプリによる抽選結果が発表された。多くのファンが確認に殺到したのか、アプリが一時エラーとなり正常に読み込まれない状況が発生したが、現在は元に戻っているようだ。
X上では当選に歓喜する声が上がる一方で、落選して悲しみに暮れる福袋ファンも。今年はマクドナルドの定番商品であるフライドポテトを模した「ポテト加湿器」や、マクドナルドとBRUNOのロゴをあしらった「ブランケット」が人気になっており、抽選に外れたファンは、ガックリと肩を落としているようだ。
そんな中、早くもフリマアプリに福袋を出品する“転売ヤー”が続出し、落選者をザワつかせている。
WEBメディア記者が語る。
「福袋には“商品無料券”が最大3430円相当分入っており、クーポンだけ入手して商品を出品するケースが見受けられます。中にはポテトフライ加湿器を1万円で販売する転売ヤーもおり、抽選に外れたファンから怒りの声が上がっていますね。こうした転売は毎年繰り返され、問題視されています。せめて購入希望者全員が入手できればいいのですが…」
福袋は、1年の初めに格安で様々な商品を手に入れることができる楽しい商習慣だが、近年は転売ヤーのターゲットとなっており、高額転売商品が物議を醸している。本当に欲しい人にとっては、許せない気持でいっぱいだろう。
(ケン高田)