元日放送が見納め!? 正月恒例「さんタク」が「視聴率低迷とキムタク離れ」で打ち切り危機

 明石家さんまと木村拓哉が出演する毎年元日の恒例番組「さんタク」(フジテレビ系)の番組内容が明らかになった。今年は「ドキドキ」をテーマに、予約7年待ちの焼肉店や、サーキット場、YouTubeの撮影現場をロケする。

 木村はとある有名人から借りたという高級車の助手席にさんまを乗せ、時速200km超の猛スピードでサーキットを爆走。一方のサンマは「木村にドキドキするほどおいしいお肉を食べさせたい」と、予約7年待ちの焼き肉店へと連れて行く。また毎年恒例となっている木村の歌唱パフォーマンスも行われるという。

「さんタク」は2003年から放送されている新春特別番組で、さんまと木村が「やりたいことをやる」をテーマに、様々なロケを行うバラエティ。これまではサーフィンやカヌーでの激流下り、バンジージャンプなどを行ってきた。また、番組の最後に木村が歌うのが恒例となっている。

 ところが、近年はマンネリ化を指摘する声が上がっており、視聴率も右肩下がり。正月特番にもかかわらず5~7%付近をウロウロする状況に、毎年のように「打ち切り説」が囁かれていた。テレビ誌ライターが語る。

「特に2023年はジャニーズの性加害問題による、視聴者の『キムタク離れ』が加速しました。所属タレントが次々にコメントを発表する中、木村は『「一歩ずつ、前に!」PEACE!!STAYSAFE!拓哉』などとツイート。さらには、のんきに愛犬との散歩動画を投稿し、まるで他人事のような態度が大ヒンシュクを買いましたからね。見慣れてしまったさんまとのコンビにも新鮮味はなく、ファン以外で好んで見る人は多くはないのでしょう」

 今回の「さんタク」では、放送直後に木村のYouTube公式チャンネルが開設されることになっているが、果たしてどれだけの需要があるのかという疑問の声もある。視聴率次第では、さんまの大はしゃぎと木村が歌う姿を見るのも今回が最後になるかもしれない…。

(ケン高田)

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