AKB48からの卒業を発表した、かつて「神7」と呼ばれた柏木由紀のソロ歌手活動にいきなり黄信号だ。
そんなムードが漂ったのは、柏木本人が自身のYouTubeチャンネルで、12月から来年1月にかけて行われる大阪・名古屋・東京のソロライブのチケット売り上げが芳しくないと訴えたからだ。
卒業発表時の反響もイマイチでファンからは心配の声が上がっていたが、ライブハウス中心のわずか5公演のソロライブが、1つもソールドアウトになっていない状況はファンならずとも衝撃的だった模様。
「12月の大阪と名古屋はそれぞれ2公演ずつで、場所は前者がGORILLA HALLで収容人数1130人、後者はNAGOYA ReNY limitedで780人。柏木さんいわく、とりわけ名古屋が壊滅状態のようで『特に名古屋の夜。現状、激ヤバ。今、後輩がいなかったらここで土下座したかもしれないくらいヤバい』と動画でチケット購入を懇願したほどでした。その焦り具合からするとおそらく、半分も売れていないのではないか」(エンタメ誌ライター)
ちょうど10年前のソロコンサートでは横浜アリーナを1万人の観客で埋め尽くしてみせた柏木。その落差には驚くばかりだが、名古屋のお客さんはシビアというのは音楽業界の定説だ。
「名古屋で完売させられたら本当に人気がある証拠とエンタメ業界では言われています。東京ではチケットが取れないからと、わざわざ名古屋を狙い撃ちするアイドルファンも少なくないですからね。逆に言えば、全盛期のアーティストや飛ぶ鳥を落とす勢いで上り調子の人しか名古屋を満杯にはできません。そして、ひとたび人気が落ち目になると、お金を払う価値がないと判断され真っ先に客が引くのも名古屋です。なので、今回の柏木さんの惨状は現在の芸能界でのリアルな立場を表しているという冷静な書き込みも見られました」(前出・エンタメ誌ライター)
本人によるなりふり構わぬお願いに、かつてのファンは重い腰を上げるだろうか。
(塚田ちひろ)