何とかならないの?「松屋」券売機が「使いづらい」不評の中身

 牛丼チェーン大手「松屋」が導入している券売機が《使いづらい》と話題となっている問題。同チェーンでは過去にもたびたび注文システムが物議を醸しており、《券売機が客足に影響するのでは?》との指摘さえ出ているのだ。

 4月25日、とあるツイッターユーザーが最新の松屋の券売機の画像と共に「松屋の券売機のUI(ユーザーインターフェイス)はこれまでも着々と悪化を進めてきたが ここに来て『極み』に到達した感ある デザイナーいないんですか?」とツイート。すると、これに賛同する声が次々と寄せられたのだ。

 投稿された意見をまとめると、《表示されるメニュー数が少なく目当ての商品にたどり着くまでに時間がかかる》《タッチパネルのレスポンスが悪く同じ商品を複数注文してしまう》《「全取消」ボタンが「次へ」の下にあって間違って押してしまう》《注文するボタンがズレて表示されて“注文す”になっている》といった問題点が挙がっている。

「松屋フーズホールディングスによると、この券売機は2021年頃から導入されているものだそうで、今では最も多くの店舗で使用されているタイプだといいます。なお、使いづらいといった意見が多く投稿されていることについては、『回答が難しい』とのこと。松屋では昨年10月末にも、一部店舗で導入された卓上タッチパネルで注文後にセルフレジまで料金を支払いにいかなければならず、《使い勝手が悪すぎる》と批判されたこともありました」(フードライター)

 松屋は先ごろ発表された3月の既存店売上高で前年同月比11.4%増と好調だが、券売機の使いづらさで客が離れていかないか心配だ。

(小林洋三)

ビジネス