テレビ朝日の竹内由恵アナウンサーが7月20日、同局を退社することを発表。退社時期は調整中としながらも、現在出演中の「報道ステーション」は9月末で降板。小川彩佳アナ、宇賀なつみアナに続き、次期エース格の竹内アナまで去っていくことになる。
同局を通じて竹内アナは「11年間、お世話になったテレビ朝日を退社することになりました。結婚するにあたって東京から離れて住むことになり今の仕事との両立が難しく、新しい生活をスタートする道を選びました」と、退社理由を説明。「何者でもない自分の夢をたくさん叶えてくれたテレビ朝日、応援してくださった視聴者の皆様には感謝の言葉しかありません」と感謝の意を示した。
竹内アナは2008年に入社。1年目から音楽番組「ミュージックステーション」の8代目サブ司会を担当。「世界水泳2011」で現地キャスターを担当するなどスポーツ番組でも活躍。15年には報道番組「スーパーJチャンネル」のメインキャスターに就任し、現在は看板番組「報道ステーション」でスポーツキャスターと金曜日のメインキャスターの2役をこなし、文字通り八面六臂の活躍。退社となれば、テレ朝にとっても相当痛いはずだ。
「同じく報道番組でエース格だった宇賀なつみアナと小川彩佳アナが今春そろって退社し、フリーに転向。小川アナに至っては、退社後2カ月で『報ステ』の裏番組に当たる『news23』(TBS系)のメインキャスターに就任し、テレ朝のメンツも丸つぶれです。それに加え、7月10日発売の『週刊新潮』によれば、ニュース番組で安定感のあるベテランの下平さやかアナもほぼ稼働していないとか。夫であるプロ野球選手・長野久義の広島カープへの移籍を機に、ほとんど出社していないようです。竹内アナが抜ければ、報道番組を支える女子アナの人材不足は深刻になると言わざるをえません」(女子アナウォッチャー)
人材難は否めないが、「報ステ」で竹内アナの後釜になるのは誰なのかも、気になるところだ。
「局としては、視聴率を取るためにもフレッシュでありながらもニュースも読める女子アナを起用したいところでしょう。現在『報ステ』でニュースコーナーを担当している16年入社の森川夕貴アナが昇格することも考えられますが、『週刊ニュースリーダー』のサブMCを務める18年入社の住田紗里アナも候補者の1人。ゆくゆくは、現在『羽鳥慎一モーニングショー』でアシスタント役を務める乃木坂46の元メンバー・斎藤ちはるアナのスポーツキャスター起用も十分にありえますね」(前出・女子アナウォッチャー)
竹内アナの退社は寂しい限りだが、後任争いもし烈を極めそうだ。
(石田英明)